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2012年11月8日5時3分

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赤ちゃんウナギが食べるのは 完全養殖化のカギ解明

写真:マリンスノー。プランクトンの死骸などが、海中を沈んでいく様子からそう呼ばれる=海洋研究開発機構提供拡大マリンスノー。プランクトンの死骸などが、海中を沈んでいく様子からそう呼ばれる=海洋研究開発機構提供

写真:天然のニホンウナギの幼生「レプトセファルス」。体長は12ミリ=いらご研究所提供拡大天然のニホンウナギの幼生「レプトセファルス」。体長は12ミリ=いらご研究所提供

図:海の生物の捕食ピラミッド拡大海の生物の捕食ピラミッド

 【石塚広志】孵化(ふか)したばかりのウナギの幼生は、「マリンスノー」と呼ばれるプランクトンの死骸を食べていることがわかった。完全養殖実現のカギになる成果で、海洋研究開発機構などのチームが、7日付英生物学誌バイオロジーレターズ電子版に発表する。

 体長1センチほどで、透明な葉っぱのように見えるウナギの幼生の餌としては、マリンスノーのほか、ホヤの仲間が作るゼラチン質や、小さなクラゲなどの説があるが、詳しいことはわかっていない。

 そこでチームは、消化管のアミノ酸に含まれる窒素の分析から、その生き物が食物連鎖のどのあたりにいるのかを示す数値「栄養段階」を計算。ニホンウナギの産卵場であるマリアナ沖で採れた幼生9匹から、カキやカニに相当する2.4という数値を得た。

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