現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. 科学
  3. 記事
2012年11月22日11時38分

印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

「最大地震はM10と推定」 地震学者、予知連で報告

関連トピックス

 【瀬川茂子】東日本大震災を起こしたマグニチュード(M)9の地震の30倍のエネルギーを出すM10の巨大地震も起こりうる。こんな推定を、東北大の松澤暢(とおる)教授が21日の地震予知連絡会で報告した。日本でM9級の地震発生を想定していなかった反省から、科学的に起こりうる最大を考え、想定外への対応につなげるのが目的という。

 過去に世界で観測された最大は1960年のチリ地震で長さ1千キロの断層がずれたM9.5だ。松澤教授はさらに大きい断層がずれることを考え、理論上はM10もありうると推定した。もしM10の地震が発生すれば、地下の破壊は20分から1時間も続き、揺れがおさまる前に津波が到達するおそれがある。日本海溝から千島・カムチャツカ海溝までの3千キロ全部、60メートルずれ動くとするとM10になる。

 また、M11の地震エネルギーは、恐竜絶滅の原因となった小惑星衝突のエネルギーに匹敵、断層の長さが2万キロ以上にもなり、「考えなくてもよい」とした。

続きを読む

この記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。

無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら

PR情報
検索フォーム

おすすめ

3・11後、科学者への信頼が揺らいでいる日本社会も無関心でいられない。

日本列島に広がる危険な斜面には、自治体にも把握されていないリスクが伏在している。

緊急輸送道路を繋ぐ橋が、震災対応の司令塔となる自治体庁舎が崩壊する危険が…。

低い津波はたいしたことない?震災後、人々の津波への危機意識にも意外な変化が…。

「宇宙はどう始まったのか」「私たちはなぜ存在するのか」「宇宙はこれからどうなるのか」という人類永遠の疑問に挑む、限りなく小さくて大きな物語。

“ブラックホールの常識”が、いまや常識でなくなってきている!?さまざまな誤解を解く一冊


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介

アンケート・特典情報

朝日新聞デジタル天文部