彗星探査機ロゼッタが撮影した地球の南極付近=ESA提供
まるで三日月のような地球の姿を、欧州宇宙機関(ESA)の彗星(すいせい)探査機ロゼッタが撮影した。ロゼッタは2004年に打ち上げられ、地球の重力を利用して軌道を変えるためにこれまでに3度、地球近くを通過。3度目だった今月初旬に南極付近を撮影し、地球に別れを告げた。
ロゼッタストーンから命名されたこの探査機は、地球と木星の軌道付近を回っているチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に、14年に接近。子探査機を放出し、世界で初めて彗星に着陸させる。アミノ酸などを探すことで、地球に生まれた生命の由来や、太陽系の成り立ちを解き明かす計画だ。(東山正宜)