東海・東南海・南海で予想される巨大地震の想定について議論している内閣府の「南海トラフの巨大地震モデル検討会」は27日、想定の震源域を2倍程度に広げる中間取りまとめ報告を発表した。地震規模を示すマグニチュード(M)は暫定的に9.0と設定した。
新しい想定が正式に示されたことで、対象地域の自治体では、防災計画の見直しに向けた動きが加速しそうだ。
東海・東南海・南海で予想される3連動地震の従来の想定震源域は約6万平方キロメートル。そこから、北側はプレートの深さが約30キロよりも深くなっている部分まで広げる。西側は日向灘北部から九州・パラオ海嶺(かいれい)周辺まで南西方向へ拡大することにした。東日本大震災を受け、四国沖から日向灘にかけての連動も考える必要が出たためだ。東側も、富士川河口断層帯(静岡県)の北端まで含める。