【朝日地球会議plus】2回目のテーマは夫婦別姓。問題提起から何十年たっても実現しないのはなぜ?

選択的夫婦別姓。この問題が登場してから、何年たったでしょう?
1996年に法制審議会の答申で取り上げられて以来、実に四半世紀。この間、いくたびも訴訟が起き、最高裁の判決で「国会で論ぜられるべきだ」とされながら、政治の場での議論は行われてきませんでした。
ですが昨年、ついにというか、ようやくというか、自民党でこの問題が取り上げられたのです。第5次男女共同参画計画の策定に伴うものでした。
議論は異例の大沸騰! その結果、夫婦別姓問題についての記述は大幅に減り、「夫婦別氏」(姓)の言葉も計画から消えました。時代は大きく急速に変わっているのに、やっぱり今度も変わらないのか、それとも、変化の芽があるのか……。
2002年に初めて「夫婦別姓」の議員立法に動いた自民党衆院議員の野田聖子さん。選択的夫婦別姓を求めて訴訟を起こしているサイボウズ社長の青野慶久さん。二人の当事者をお迎えして、なぜ夫婦別姓が実現しないのか、実現するために政治家は、私たちはどうしたらいいのかを考えます。
●配信日時:3月3日20:00(配信開始)~4月4日23:59
●主催:朝日新聞フォーラム事務局
●申し込み期限:4月4日22:00
●費用:無料(本イベントは朝日新聞デジタル会員向けのイベントです)
●お申し込み時にご登録頂いたメールアドレスに、動画視聴ページのURLをお知らせします。
●パソコン、スマートフォン、タブレットなどでのインターネット・ブラウザで視聴が可能です。できるだけ高速で安定した通信環境でご覧になることをお勧めします。
サイボウズ株式会社 代表取締役社長。情報共有ツールと新しい組織運営メソッドを広げることで、多様な個性を活かせるチームワーク社会を目指す。 子供3人、育休3回。選択的夫婦別姓制度を求めて訴訟中。著書に『チームのことだけ、考えた。』など。
自民党衆院議員。当選9回、党幹事長代行。郵政相、消費者相、総務相、党総務会長などを歴任。選択的夫婦別姓の実現に取り組む。2002年から04年にかけて例外的に夫婦別姓を認める法案をまとめたが、党内の反対が強く、実現しなかった。
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