【終了】【10/23開催】COP26直前、20代の3人と気候危機を考えるウェビナー 私たちができることは?

※このイベントは終了しました。後日、アーカイブ動画を配信します。
朝日新聞SDGs ACTION!は、10月31日から英国のグラスゴーで開かれる国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)にあわせて、23日夜8時からウェビナー「SDGs ACTION! チェンジメーカーズLIVE 気候危機、私たちができること」を開催します。気候変動問題に取り組む20代のキーパーソン3人を招き、一緒にできる「アクション」を考えます。参加申し込みは不要、無料です。YouTubeでライブ配信し、後日アーカイブ視聴もできます。
気候変動対策はSDGsの目標13に掲げられ、ほかの目標達成とも深く関連するテーマです。2015年のCOP21では温暖化対策の国際ルール「パリ協定」が採択され、各国が温室効果ガス排出削減に向けた取り組みに本腰を入れています。日本政府も世界的な流れを受けて20年10月、50年までに温室効果ガス排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を宣言しました。
国連の「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)が21年8月の報告書で、地球が人間の影響で温暖化していることに「疑う余地がない」と指摘するなど、気候危機の緊急度は増しています。一方で、「問題が大きすぎて何ができるのかわからない」という方も少なくないのではないでしょうか。
今回のウェビナーでは、気候危機に立ち向かう3人のゲストに経験を語ってもらいながら、私たちができることは何なのか、最初の一歩をどう踏み出したらいいかなどを考えます。
環境活動家の露木志奈(つゆき・しいな)さん(20)は、「世界一エコな学校」と言われるインドネシア・バリ島の「グリーンスクール・バリ」で高校時代を過ごし、19年に慶応大学に入学。20年11月に休学し、全国の中学や高校で環境をテーマにした講演活動をしています。COP24、25への参加経験もあります。21年9月に始まったSDGs ACTION!のシリーズ「#チェンジメーカーズ」でも思いを語っていただきました。
一般社団法人SWiTCH代表理事の佐座槙苗(さざ・まな)さん(26)は、ロンドン大学大学院サステナブル・ディベロプメントコースに在学中で、20年のCOP26が延期されたことを問題視した若者たちが立ち上げた「Mock COP26」のグローバルコーディネーターを務めています。21年1月には、サステイナブル(持続可能)な社会の実現をめざす若者のプラットフォーム・SWiTCHを立ち上げました。
東京大学農学部獣医学専修3年生の髙橋大輝(たかはし・ともき)さん(22)は、大学2年生だった20年6月、みずほフィナンシャルグループの株主総会に株主として参加して質問に立ち、石炭火力発電事業への融資に対する経営陣の姿勢を問いただしました。現在は、東大の学内で気候変動に取り組むカルチャーをつくることをめざす団体「Climate Action UT」で、気候変動を学べる資料の作成などの活動をしています。
ウェビナーのコメンテーターは、世界自然保護基金(WWF)ジャパン気候エネルギー・海洋水産室長の山岸尚之さんに務めていただきます。山岸さんには、「そもそもCOPって?」「COP26の注目点とは?」といった基礎知識も解説していただきます。
ぜひご視聴ください。
●日時:2021年10月23日(土)20:00~21:00
●テーマ:「気候危機、私たちができること」
●形式:YouTubeでライブ配信
●参加費:無料
●主催:朝日新聞SDGs ACTION!編集部




コーディネーター:SDGs ACTION!編集長 高橋万見子
-
2021.09.25「気候変動は待ってくれない」 大学を休学し、中高生に講演する二十歳の環境活動家【#チェンジメーカーズ】
-
2021.10.06「『脱石炭火力』なくして気候変動の解決なし」 発電所建設反対のうねりをつくり、《環境分野のノーベル賞》に【#チェンジメーカーズ】
-
2021.10.04「青い地球のためにアクションし続ける」 きっかけは大震災、自然エネルギーで地域貢献【#チェンジメーカーズ】
-
2021.09.30【読み解き IPCC報告書】執筆者の江守正多氏が解説する、これだけは押さえておきたいポイント4点
-
2021.09.21食品ロスは温暖化の主犯格? 知られざる気候変動との関係
-
2021.09.22身近なところから 「私のSDGs ACTION」をツイートしませんか