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未来を変える機能性糖質開発で地球に貢献

未来を変える機能性糖質開発で地球に貢献
Sponsored by 株式会社 林 原

バイオの力で、人々の生活を豊かにという一貫した思い

創業1883(明治16)年の株式会社林原は、岡山県で水飴の製造業としてその事業をスタート。 1959年には酵素糖化法によるぶどう糖製造の工業化に成功し、一貫して人々の食生活を豊かにするための製品を作り続けてきた。

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林原 旧岡山第一工場(1950年頃)
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太陽印晒水飴出荷の様子

自然の恵である、微生物・酵素の力を自然由来の原料と掛け合わせることで、さまざまな機能性糖質を開発・提供し、製菓、健康食品、医薬品、パーソナルケア、農業など幅広い分野で、人々の健康と幸せに貢献している。

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トレハロースとその結晶

現在は「研ぎ澄まされたバイオの力で、独創的な新素材開発に挑戦し続ける企業」を林原ビジョンに据え、持続可能な社会の実現に貢献する企業として「人」「事業」「環境」の3つの要素ごとにサステナビリティ行動計画を設定し、社会に必要とされ続ける企業でありたいと挑戦を続けている。

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林原ビジョンと2030年のありたい姿

持続可能な社会の実現に向け、林原は、日本政府が主催する国際会議「東京栄養サミット2021」にも参加した。このサミットにおいては、「研ぎ澄まされたバイオの力で、すべての人へウェルビーイングを!」という目標を掲げ、2030年までに、ステークホルダーとのパートナーシップを強化し、人と地球の健康を支え安全で持続可能な健康食の普及を進め、目標達成に向けた取り組みを推進していくという宣言をしている。

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林原の目標・取り組みの宣言

オンラインセミナー 「未来をつくる食料支援とフードテック」

2021年12月7、8日に開催された「東京栄養サミット2021」に先駆け、国連世界食糧計画(WFP)と朝日新聞社総合プロデュース本部は、関連したオンラインセミナー「未来をつくる食料支援とフードテック」を、11月24日に開催した。飢餓や栄養不良をなくすことの重要性や、技術革新を通じた取り組みについて登壇者が語り合うオンラインセミナー に、林原の安場直樹社長も出演し、同社の目指す2030年のあり方と、手がける機能性糖質の可能性について語った。

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株式会社林原 代表取締役社長 安場直樹氏

トレハロースの魅力とこれからの可能性

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企業プレゼンテーションでは、林原の代表製品である「トレハロース」を例に挙げ、トレハロースを溶かした溶液に野菜や果物を浸けることによって、変色を抑え、みずみずしさを保つことを紹介。鮮度を維持することで、社会課題となっている食品廃棄や食品ロスの削減に貢献できるとの考えと実例を述べた。

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トレハロースの機能の例

また、超高齢社会といわれる日本において問題となっている、シニア世代のフレイル急増にも触れ、タンパク質をよりおいしく、食べやすくするために、トレハロースが役立つという事例も紹介。タンパク質を安定化させるトレハロースの効果で、肉や魚など動物性タンパク質だけでなく、大豆などの植物性タンパク質の臭いも抑え、より柔らかく、ジューシーに加工できる技術を各所で広めているという。「いくら健康によくても、おいしくなければ人々の幸せにはつながらない。より健康でおいしいものを私たちの技術で」という強い思いが感じられた。

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多彩な用途を支えるトレハロースのタンパク質安定化効果

食品素材としての魅力だけでなく、近年はその効果は、農業分野においても注目を集めているという。トレハロースのタンパク質安定化効果は、農薬の代わりとなる「バイオ農薬」、化学肥料の代わりとなる「バイオ肥料」の品質保持と効果向上にも用いられている。農薬や化学肥料を減らすことは、土の健康を守り、そこで育つより健全で安心でおいしい農作物の生産に貢献することにもつながっていく。短い時間ながら、林原のさらなる研究と新たな分野への挑戦に期待が膨らむプレゼンとなった。

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農業分野におけるトレハロースの可能性

安場直樹社長はその後のパネルディスカッションにも登壇。他の登壇者たちと、持続可能な食料システムへの変革のために何ができるかを語り合った。そして、「生きるために必要な食」「人生の楽しみである食」をより豊かにしていくための方法を探り、素材メーカーとして、食品企業をはじめ、他の産業界とも連携し、食に関わる社会課題の解決に挑み続けていきたいと締めくくった。

「東京栄養サミット 2021」

現代の食料システムは、食資源の生産、食品製造、流通、消費、その廃棄まで、幅広い分野をまたぎ、各国・地域では、気候などの自然条件も異なる。近年の世界的な気候変動などは、地球規模で考える必要な事項もあり、万能と言える対策はない。一方で、あらゆる事において地道な積み重ねが重要であり、企業が貢献できる分野も数多くある。「東京栄養サミット2021」の農林水産省主催サイドイベントにおいて、林原は自社の食品素材やバイオ技術を紹介し、その可能性などについて発表した。

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食料システムの社会課題におけるトレハロースの貢献

トレハロースの代表的な機能は、前述の「未来をつくる食料支援とフードテック」でも挙げた通り。様々な用途に活用され、食料システムの4つのカテゴリ:生産、加工、流通、消費・廃棄、に当てはめると、「生産」においては、バイオ肥料・バイオ農薬の品質保持・効果向上による農作物の生産性向上が挙げられる。「流通」においては、長期の常温保存、冷凍・冷蔵設備が整っていないエリアへの流通を実現。そして「消費・廃棄」においては、食品の「品質の保持」、賞味期限延長による食品ロスの削減に貢献できることが明らかだ。

さらにもう一つの観点として、林原のコミットメントである「全ての人にウェルビーイングを」の実現において「栄養とおいしさの両立」が重要だと言及。温室効果ガス低減に向けた世界的な動きを背景に、植物性たんぱく質摂取のトレンドであるプラントベースドミートにおいても、林原のトレハロースの効果と研究により、よりおいしく食べやすくできるという点を紹介した。

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林原の研究開発の中核施設である藤崎研究所(岡山市)

途上国・新興国の栄養改善への支援

途上国、新興国の栄養改善について、これを進めるには、国際機関も含めた産官学民パートナーシップが重要だ。BtoBで多くの展開を試みる林原にとっても、パートナーシップは、これからの重要なカギとなる。

現代の世界を見渡すと「栄養不良の二重負荷」=「生活習慣病と低栄養」の両方の問題が同時に発生している。「生活習慣病」に関する研究は日本でも進んでおり、林原でもアカデミアと連携し、科学的エビデンスの習得に努めながら、新しい素材の開発を行っている研究事例などを紹介した。 一方、途上国・新興国で起っている「低栄養」をはじめとした食料問題に対しては、素材やモノを与えるだけではなく、各地域の特性を尊重し、それぞれが自立できるような支援が重要だとする考えを述べた。

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「地球の健康、全ての人にウェルビーイングを!」というゴールに向けて、幅広いステークホルダーとのパートナーシップ強化が重要

世界の問題を解決するために必要な連携

また、林原の代表製品「トレハロース」のバイオ肥料・バイオ農薬への活用を通じて、化学肥料・化学農薬 の使用は低減され、「生産性向上と環境負荷低減」の両立が可能になることを紹介。これによって、現地の農業従事者の経済的自立と健康維持にも貢献できることを明言した。

しかし、途上国・新興国の問題に際して、日本企業が深く関与していくことに、難しさを感じるという現状の問題点も提示。そしていまこそ、一企業だけでなく、政府・国際機関も含めた「オールジャパン」での議論と連携が必要であると提案した。

これからも安心・安全な日本の技術・製品を世界に届けるために、科学的エビデンスが必要だ。しかし、世界各国には、さまざまなレギュレーションが存在する。各国とのハーモナイゼーションを日本政府に要請することで、セッションを締めくくった。

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※文中のスライドなどの画像の一部は、本特集向けに、加工・追加・再構成しております

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