「放課後たのしーと」に「トヨタ子どもSDGsプログラム」登場 動画とプリントで学ぼう

朝日新聞社が運営する、学童保育(放課後児童クラブ)向けにあそびのプリントを無料提供するサイト「すき!がみつかる 放課後たのしーと」は、「放課後キッズサポーター」として協賛いただくトヨタ自動車と連携し、2022年3月7日から子ども向けのSDGsプログラムの提供を開始しました。「放課後たのしーと」内の特設WEBサイトで、トヨタ制作の子ども向けのSDGs動画や環境プログラムを、全国の放課後施設にお届けします。
スペシャルコンテンツ①:聞いてビックリ! トヨタSDGs劇場

「生物多様性」に「カーボンニュートラル」……。「SDGsについて知りたいけど、難しくてよくわからない」。そんな子どもたちのために、動画とプリントで楽しく学べるプログラムです。
動画では、「電気を使わずに工場が動くの?」「なぜCO2を減らさなくてはいけないの?」など、子ども目線で素朴な疑問を投げかけるキャラクター・かーすけ君の問いに、トヨタの社員がわかりやすく答えます。トヨタの工場や「トヨタの森」での取り組みを知ることができ、SDGsについて考えるきっかけになる動画です。
①工場の、驚きの「からくり」公開!

②現代が「絶滅期」ってほんと!?

③カーボンニュートラルって何だ!?

また、放課後たのしーと編集部が各動画のテーマに関連したプリントを制作しました。「ゴム動力で動くしかけ工作」「絶滅しそうな動物クイズ」「かんきょうパズル」など、SDGsの目標のために、子ども自身ができることを考えながらあそべるワークシートです。動画に関連するクイズもあり、動画と併せて取り組むことで、テーマについてより深く学ぶことができます。

スペシャルコンテンツ②:「トヨタ環境こどもプログラム(トンボ篇)」

「推理クイズ」や「3コママンガ」などを通じて環境について考える、30ページのプログラム冊子です。21年4月から放課後たのしーとのサイトで無料配布の案内をし、22年3月上旬までに1万7000部以上の申し込みがありました。
その大人気のプログラムが、放課後たのしーとのウェブサイトから閲覧、印刷できるようになります。印刷して子どもに配ったり、施設のプロジェクターで投影してイベントとして使ったりすることもできます。また、冊子の内容をまとめた、すぐに使える簡易版プリントもあります。

学童保育など放課後の児童を預かる施設を支援するため、朝日新聞社が立ち上げた、社会課題解決型事業です。「あそびは最高の学び」をコンセプトに、言葉、数・図形、工作、ぬりえ、体あそびなど、さまざまなジャンルのあそびのプリント「たのしーと」を無料提供するほか、「放課後支援員のお悩み相談室」「子どもと一緒におやつクッキング」などのコラムも掲載しています。
現在の利用児童数は57万人(2022年3月9日現在)を超え、全国の学童に通う約134万人の児童(※)のうち、2~3人に1人が、「たのしーと」を使っていることになります。
(※2021年度 厚生労働省発表 放課後児童クラブの登録児童数から)
また、このプロジェクトはSDGsの3つのゴール「8:働きがいも経済成長も」「4:質の高い教育をみんなに」「17:パートナーシップで目標を達成しよう」に根差した取り組みです。
「放課後たのしーと」は、「学童支援を通じて、放課後の子どもたちと子育て家庭を応援する」というサービスコンセプトや理念にご賛同いただいたサポーター企業・団体の皆様にご支援いただいています。
放課後キッズサポーターには、支援サポーターとプロジェクト型サポーターの2種類があります。
・支援サポーター
「すき!がみつかる 放課後たのしーと」の取り組みに、活動連携などの支援をしていただくものです。
・プロジェクト型サポーター
「すき!がみつかる 放課後たのしーと」で配信するあそびのプログラムや教材を一緒に企画・開発していただきます。
放課後キッズサポーターの詳細はこちら。
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