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帝人フロンティアの技術で暮らしはもっとエコになる

帝人フロンティアの技術で暮らしはもっとエコになる
Sponsored by 帝人フロンティア株式会社

メーカーと商社という二つの顔を持つ「せんい」の会社、帝人フロンティアと、俳優・アーティストののんさん。両者は、SDGsが掲げる17の目標の12番目「つくる責任 つかう責任」でつながっています。同社の平田恭成代表取締役社長執行役員とのんさんに、環境についての考えを話し合っていただきました。

「つくる責任」から考えた環境戦略 三つの重点目標

のん 繊維というと洋服のイメージが強いのですが、帝人フロンティアさんはどんな会社なんですか。

平田 大正時代にレーヨンという合成繊維を日本で初めてつくった「帝人」という会社のグループ企業です。自分たちで原糸・原綿、生地、衣料製品などをつくる製造業の側面と、お取引先や商品、市場をつなぎ合わせて新しい価値をつくる商社の側面を持っています。

のん 衣料以外のことも展開されているのですか。

平田 産業繊維も扱っています。例えば、日よけに用いられるオーニングテント、建設現場で使われる安全ネット、船の係留ロープや魚網などさまざまな製品があります。

のん 繊維の用途って、幅広いんですね。

平田 のんさんは、ご自身の服をアップサイクルされているそうですね。

のん はい。サイズが合わなくなったり、似合わなくなったりしたお気に入りの服どうしを掛け合わせてみたらどうだろうと思ったのがきっかけです。その活動を知っていただき、官民連携プロジェクト「ジャパンSDGsアクション」のSDGsPeople第1号に選んでいただきました。古い服をリメイクして新しい価値を付加することは、SDGsの目標12の「つくる責任 つかう責任」に当てはまることに気づき、うれしくなりました。

平田 「つくる責任」を負う弊社も、SDGsが掲げる17の目標を意識しています。環境戦略「THINK ECO®」を定め、三つの重点目標と2030年に向けた目標数値を公表しました。

のん どんなことに重点的に取り組んでいますか。

平田 まず「素材からエコにこだわろう」ということで、リサイクル原料や植物由来の原料などを積極的に使うという目標を立てました。二つ目は「きれいな空気と海を守ろう」で、有害な化学物質を製造段階でできる限り使わず、排出しないことを心がけています。海に漂うマイクロプラスチック問題の解消に貢献する素材をすでに開発し、製品化もしました。三つ目は「省エネな毎日を送ろう」で、つくるときは極力エネルギーを使わないように、つくった製品の機能が省エネになるように、ものづくり、仕組みづくりに取り組んでいます。

のん どのような仕組みづくりですか?

平田 例えば、自動車にはエアバッグやシートベルト、タイヤコードと呼ばれるタイヤ補強材など、たくさん繊維が使われています。これらの繊維を強く軽くすることで、車自体の重量を軽くし、燃料の消費を減らすといったことが一例です。

原料素材から環境に配慮したエコペット®、ソロテックス®

のん なるほど。エコにこだわった素材も、もう発売されていると聞きました。

平田 例えば「エコペット®」と「ソロテックス®」という繊維があります。エコペットは、生産過程で発生する繊維くずやペットボトルなどをリサイクルしたポリエステル繊維です。誕生したのは1995年で、すでに累計50万トン以上リサイクルしました。ペットボトルに換算すると250億本に相当します。

のん そんなに! すごいですね。

平田 レディスボトムとエコバッグを用意しましたので、お手に取ってみてください。

製品の説明をする平田社長
製品の説明をする平田社長

のん ボトムはシルクみたいで、とてもはきやすそうです。服を選ぶときはデザインや自分に似合うかどうかを大事にしていますが、それと同じくらい肌触りとかフィット感など、着ていてストレスにならない着心地を重視しているので、この素材感はいいですね。それに、このエコバッグ。紙のように見えるけど、これもポリエステルだなんて……。

平田 製法によって、全然違う風合いを出せるんですよ。

のん ソロテックスの特徴はなんですか?

平田 これもポリエステルの一種ですが、繊維成分の約37%が植物由来の原料からつくられているので環境に優しい素材です。ストレッチが利いて柔らかい風合いが特徴で、形状安定タイプのものはシワができにくく形崩れもしにくいので、スーツ地などによく使われています。こちらのコートをお試しください。

のん よく伸びますね。バッグを斜め掛けしたときに、アウターがたくし上がらなくていいかもしれません。リサイクル製品のイメージがすごく変わりました。環境問題やSDGsは、世界的に影響力のある特別な人が取り組むことだととらえられがちですが、実は誰もがみんなできることなんですよね。服を買うときにどんな素材を選ぶかというのも、その一つ。意識をちょっと変えるだけで、おのずと持続可能な社会の実現に近づいていけると思います。

平田 暮らしに身近な繊維をつくる、私たち帝人フロンティアにできることは、環境に配慮した行動を積み重ねていくことに尽きます。社員一人ひとりが環境に対する意識をしっかり持ち、未来の社会を「せんい」で支え、進化させる企業であり続ける努力をしていきます。

のんさん 俳優・創作あーちすと
のん●2016年公開の劇場アニメ「この世界の片隅に」で主人公・すずの声を演じ、第38回ヨコハマ映画祭審査員特別賞を受賞。2017年に自ら代表を務める新レーベル「KAIWA(RE)CORD」発足。2020年映画「私をくいとめて」で主演を務め、第30回日本映画批評家大賞「主演女優賞」を受賞。2022年「のんRibbon展―不気味で、可愛いもの。」開催。脚本・監督・主演を務めた映画「Ribbon」が劇場公開されるなど、俳優、ミュージシャン、アーティストなど幅広い分野で活躍中。
平田 恭成 帝人フロンティア株式会社 代表取締役社長執行役員
ひらた・やすなり●1962年広島県生まれ。1985年神戸大学農学部を卒業後、帝人フロンティアの出身母体の一つである日商岩井に入社。台北駐在など海外経験を積む。事業統合によりNI帝人商事を経て2012年に帝人フロンティアが発足。事業や企業文化の融合に尽力する。2014年帝人フロンティア繊維資材本部長、2018年取締役執行役員産業資材部門長などを経て、2021年4月から現職。
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