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民主、国会質問する?しない? 小沢ルールへの対応迷走

2009年10月29日7時29分

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 民主党が国会で質問するのかどうかで迷走している。小沢一郎幹事長の「政府・与党一元化」論を貫徹すれば質問はいらなくなるが、論戦の主舞台の予算委員会などで質問したいという議員の思いも強い。明確な方針がないまま臨時国会に突入している。

 山岡賢次国会対策委員長は来週の衆院予算委員会は民主党の質問なしに1日で終えたいと語っていた。だが、28日には一転、「我が党にだって質問したい人がいる」と質問を認める可能性を示唆した。

 対応が揺れるのは、小沢氏の理念をどう具体化するかが定まらないからだ。小沢氏は「国会は政府と野党の議論の場」と語り、衆院本会議での首相の所信表明演説に対する代表質問を回避。「小沢ルール」を突き詰めれば、政府が提出する予算案や法案の審議で与党の質問は不要になる。

 だが、議員にとって質問は自身の力量を試す機会。テレビ中継で地元に向けて活躍をアピールできる場でもあり、山岡氏の「質問なし」発言には若手から不満が出ていた。

 衆院側の不満を高めているのが参院の例外扱い。輿石東参院議員会長は29日の参院本会議で代表質問に立つ。高嶋良充参院幹事長は27日の記者会見で「参院は再考の府。質問を通じ政府に対する国民の理解を得られる」と語るが、明白な二重基準だ。

 板挟みの山岡氏は28日、衆院予算委で民主党が質問する時間があるかどうかは、円滑な審議への与党の協力次第との考えを記者団に示した。「小沢ルール」から生まれた「質問しない」方針は、法案審議をめぐる駆け引き材料になりつつある。(渡辺哲哉)

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