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兵庫・尼崎市長に38歳稲村氏 全国初、2代続けて女性

2010年11月21日23時12分

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写真:当選を確実にし喜ぶ稲村和美氏=21日午後9時46分、兵庫県尼崎市、竹花徹朗撮影当選を確実にし喜ぶ稲村和美氏=21日午後9時46分、兵庫県尼崎市、竹花徹朗撮影

写真:白井文市長(左)と当選を喜び合う稲村和美氏=21日午後9時42分、兵庫県尼崎市、竹花徹朗撮影白井文市長(左)と当選を喜び合う稲村和美氏=21日午後9時42分、兵庫県尼崎市、竹花徹朗撮影

 兵庫県尼崎市長選が21日投開票され、無所属新顔で前県議の稲村和美氏(38)が、前市議ら新顔3人を破って初当選した。全国市長会などによると、2期8年務めた現職の白井文(あや)市長(50)に続き、2代連続で女性首長が就任するのは全国初。女性市長としては最年少での就任となる。

 当選確実の一報が入ると、選挙事務所に駆けつけた白井市長が稲村氏に花束を手渡し、2人は抱き合って喜んだ。稲村氏は「市民のみなさんの声を聞き、みんなで進める市政をしたい」と話した。また、「子育てと市長を両立させたい。5歳の娘を朝に保育所へ送り届けてから登庁したい」との意向も示した。

 稲村氏は奈良市出身。証券会社員などを経て2003年の兵庫県議選で初当選し、07年に再選。今年9月に白井市長が12月の任期限りでの退任を明らかにすると、約1週間後に市長選に無所属での立候補を表明した。

 人口約46万人の尼崎市は大阪府に隣接する商工業都市で、近年は住宅開発に伴う新住民の流入も多く、無党派層も多いとされる。「市民派」を掲げる現職の白井氏も過去2回の選挙で政党の推薦を受けず、自公を軸とする相乗り候補に連勝していた。

 今回の市長選では、白井氏の選挙スタッフを務めた経験もある稲村氏が「白井市政で進んだ情報公開と市民参加をさらに発展させる」と主張。選挙戦でも白井氏と並んで街頭演説し、政党組織に頼らない手法で支持を広げた。

 一方、共産を除く民主、自民、公明など主要各党は「勝てる人物の擁立が間に合わない」(自民幹部)などとして候補擁立を軒並み断念。共産推薦候補や前市議ら3人の対立候補は「現市政は市民サービスを削りすぎた」などと主張したが、及ばなかった。(山下龍一)

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