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「有権者や国民に、維新の中が乱れているという印象を与えてしまった」。東京・赤坂の日本維新の会の開票センター。23日午後11時過ぎ、藤井孝男・国会議員団選対委員長は、会見で敗戦の弁を口にした。
国政に初挑戦した昨年衆院選の比例区で、維新は、都内の得票率が自民に次ぐ20%。今年1月、幹事長の松井一郎大阪府知事が「都議選で単独過半数を目指す」と表明するなど、勢いは上向きだった。
躍進を狙い、34人を擁立。しかし、結果は現有の3議席も下回った。共同代表の橋下徹大阪市長による一連の「慰安婦」発言後、党内が混乱。藤井氏は、これを支持率低下の要因の一つに挙げた。
三鷹市(定数2)の若林亜紀氏(47)は、テレビで落選が伝わると「実力不足で残念。新人なのでいい経験になった」と淡々と語った。ただ、告示の1カ月前にあった橋下代表による発言は「ボディーブローのように効いた」。
若林氏は街頭演説で政党名を挙げず、ジャーナリストとして取り組んできた行革や介護問題を訴えたが、厳しい反応は変わらなかった。「もともと橋下さん人気に頼ったつもりはなかったけれど、もう少し発言を考えてくれればよかった」
23日夜の会見で、藤井氏は、橋下氏と石原慎太郎共同代表の責任論を打ち消した。「どういう結果であろうと、石原代表も橋下代表も、参院選に向け、一致団結して戦っていく」。この場に姿を現さなかった石原代表と、電話で連絡をとりあって決めたという。
ともに会見した松野頼久・国会議員団幹事長は「全般的に野党全体が地盤沈下しているのも事実。今後、総合的に、参院選に向けた戦略・スタンスを練り直す必要がある」と付け加えた。
| 参院議員選挙公示 | 7/4(木) |
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| 参院議員選挙投開票 | 7/21(日) |
| 期日前投票期間 | 7/5(金)〜20(土) |