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民主、第4党に幹部絶句 維新失速で緩む?

写真:東京都議選の開票状況を受け、硬い表情でテレビの中継に臨む民主党の細野豪志幹事長=23日午後10時32分、東京・永田町の党本部、仙波理撮影拡大東京都議選の開票状況を受け、硬い表情でテレビの中継に臨む民主党の細野豪志幹事長=23日午後10時32分、東京・永田町の党本部、仙波理撮影

 自民党に次ぐ「都議会第2党」を目標に定めて総力戦で臨んだ民主党は、想定外の大敗に終わった。細野豪志幹事長は23日夜、「安倍政権の経済政策で暮らしや年金生活者が置いていかれると訴えたが、投票率も低く、伝えきれなかった」と釈明した。

 日本維新の会の失速を受け、選挙戦で民主党内に緩みも広がっていた。党幹部は「25議席はとれる」とみており、岡田克也元代表も21日の自身のブログに「少しいい風が吹いてきた」と記した。23日深夜に「第4党転落」の知らせが伝わると、党幹部は「致命的だ。信じられない」と絶句。国対幹部は「国会会期末に内閣不信任決議案も出せないかも」と頭を抱えた。

 一方、海江田万里代表は23日午後、那覇市内で記者団に代表交代の可能性を問われ、「全くない。(参院選と)一体の選挙なのでまだ途中だという認識だ」と早々に進退論を否定。細野氏も23日夜の会見で「都議選と参院選は一連の戦い。戦い抜くことが重要だ」と続投に意欲を示した。

 参院中堅は「海江田執行部は選挙の顔にならない」と語ったが、参院ベテランは「いまさら新代表に手を挙げる人もいない」。参院選前に執行部刷新を求める動きは今のところない。

 第3党に躍進した共産党は、徹底してアベノミクス批判を繰り広げて「反自民」の受け皿を狙う戦略を貫いたのが功を奏した。志位和夫委員長は選挙戦で「国政では自民か民主かという『二大政党』はもはや廃れた。いよいよ『自共対決』の対立の構図が浮き彫りになった」と強調。23日夜の記者会見でも「参院選の選挙区で風穴を開けたい」と語り、12年ぶりの参院選の選挙区勝利も視野に政権批判を強める構えだ。

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