衆院選、市長選、市議補選のトリプル選となった京都府宇治市で、大量の無効票が出た。市長選で5701票(6.3%)、市議補選で8924票(9.8%)が無効となった。審査が長引き、確定時間は市長選が17日午前4時半、市議補選は同5時までずれ込んだ。一方、過去3回が30%台だった市長選の投票率は59.22%まで上がった。
市選管によると、宇治市では、有権者は衆院小選挙区の投票後に、比例・国民審査の投票を済ませ、最後に市長選と市議補選の色違いの用紙を同時に受け取り、投票した。
無効票の各6割超が白票だった。市長選の用紙に市議補選の候補者名を記入、またはその逆に誤記した有権者も多数いた。立会人の男性(27)は「用紙を間違えたかもしれないが、有権者はその人にゆだねたいと思って票を投じたはず」。市選管の担当者は「票の色分けや注意喚起をしたが、不足している部分もあったかもしれない」。
衆院議員選挙公示 | 12/4(火) |
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衆院議員選挙投開票 | 12/16(日) |
期日前投票期間 | 12/5(水)〜15(土) |