日本未来の党代表の嘉田由紀子滋賀県知事は20日の県議会で、知事と党首の兼務について「双方の職責を果たす」と重ねて答弁する一方、「県民の批判や県議会の意見を踏まえ、今後のことは改めて熟慮したい」とも述べ、引き続き兼務を続けるかどうかについて含みを持たせた。
知事周辺によると、嘉田氏は19日の一般質問で兼務への批判が相次いだため、予想以上に厳しい反応だとして双方を続けるかどうか迷いも見せているという。
一般質問では、9議席に終わった衆院選結果を受け、党内からも知事か代表の辞任を求められているのでは、との指摘に「党首を続けてほしい、という声を党の重要な人たちから受けている」とも述べた。
答弁では、未来結党の報道があった11月26日から衆院選投票日翌日の12月17日までに県庁に寄せられた知事あての電子メールやファクスが計740件あり、うち、結党を支持・応援する内容が27%、兼務を批判する内容が24%だったとも紹介。残りの49%は「主に様々な人の批判だ」と答え、小沢一郎氏に対する批判を含むことも示唆した。
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