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2012年11月15日03時00分

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「一発で倒す」首相、前夜の決意〈乱流総選挙〉

図:野田首相の衆院解散をめぐる主な発言拡大野田首相の衆院解散をめぐる主な発言

 「何としても一発で倒すしかない」。13日夜、首相公邸にこもった野田佳彦首相は衆院解散の電撃表明を決意し、側近に伝えた。自民、公明両党から執拗(しつよう)に「ウソつき」呼ばわりされ、足元の民主党からも「野田降ろし」が顕在化した。二正面から追い詰められた首相は、攻勢に転じる乾坤一擲(けんこんいってき)の大勝負を14日の党首討論に賭けた。

 年内解散を阻もうと民主党常任幹事会は13日、「党の総意として反対する」ことで一致。ただ、首相は輿石東幹事長から報告を受けても聞き置くだけだった。13日夜には、党内の厳しい状況を伝えようと輿石氏に近い参院議員が電話したが首相は出なかった。その議員は「説得は受けないということだ。野田さんの気持ちは固まった」と見た。

 首相から14日の解散表明を事前に伝えられていたのは、岡田克也副総理や藤村修官房長官らごく一部。首相周辺は「輿石幹事長にすら前日には伝えていない」と明かす。首相がこだわったのは自らの手で解散することと、内閣不信任案の可決で追い込まれる前の主体的な解散だったのだ。

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