鳩山由紀夫元首相が21日、政界引退を表明した。政権交代の顔は野田佳彦首相に追われ、自ら創設した党を去る。もう1人の顔の菅直人前首相は「脱原発」の旗振り役を党執行部に拒まれ、独り街頭に立つ。小沢一郎元代表も党を離れ、政権交代の熱気は消え失せた。
「波瀾(はらん)万丈の人生だったが、政治家としては幸せだった」。鳩山氏は21日夜、地元の北海道苫小牧市で開いた引退表明の記者会見で、そう切り出した。
引退を決めたのは「公認されないと分かった18日の日曜日」と説明。この日、党執行部から電子メールで公認申請書が送られてきた。公認の条件として党方針に従うよう求める文面で、これを見て署名できないと確信した。鳩山氏は消費増税や環太平洋経済連携協定(TPP)推進方針に反対しており、「消費増税の問題がクリアできないのが最大の判断だった」と語った。そして「私の愛した民主党。同志は結党理念を思い返して」と呼びかけた。
| 衆院議員選挙公示 | 12/4(火) |
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| 衆院議員選挙投開票 | 12/16(日) |
| 期日前投票期間 | 12/5(水)〜15(土) |