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2012年12月18日13時16分
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落選8閣僚、敗戦の弁 田中文科相「自爆テロ解散」

写真:衆院選で落選した樽床伸二総務相(左)、藤村修官房長官(左から3人目)、下地幹郎郵政民営化相(右)の間を通り閣議に臨む野田佳彦首相=18日午前10時、首相官邸、樫山晃生撮影拡大衆院選で落選した樽床伸二総務相(左)、藤村修官房長官(左から3人目)、下地幹郎郵政民営化相(右)の間を通り閣議に臨む野田佳彦首相=18日午前10時、首相官邸、樫山晃生撮影

写真:閣議のため官邸に入る田中真紀子文科相=18日午前9時40分、首相官邸、樫山晃生撮影拡大閣議のため官邸に入る田中真紀子文科相=18日午前9時40分、首相官邸、樫山晃生撮影

 野田佳彦首相は18日午前の閣議で、衆院選大敗について「本当にご迷惑をおかけした。大変申し訳ない」と陳謝した。野田内閣の閣僚8人が落選。首相は「大敗を喫したことに責任を感じている」とも語った。落選閣僚の記者会見では「自爆テロ解散だった」(田中真紀子文部科学相)といった恨み節も上がった。

 田中文科相は「首相は独りよがりで周りの意見を聞かず、他人の土俵に乗ってしまった」として、首相が解散時期の判断を誤ったと批判した。小平忠正国家公安委員長も「(首相が推進姿勢を示した)環太平洋経済連携協定(TPP)の問題が尾を引いた」。下地幹郎郵政民営化相は「『近いうち』解散ということに重みを置きすぎていた」と首相への不満を漏らした。

 一方、三井辨雄厚生労働相は「消費税、原発、民主党内のゴタゴタもあったのかと思う」と党内事情を敗因とし、城島光力財務相も「マニフェストの総崩れや、党内がゴタゴタしている印象を与え、党への信頼感を損なった」と語った。

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