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【青森】

世代交代論、影に思惑 1区・乱立

2005年09月04日

 6人が立候補し、自民分裂を最大要因に乱立状態となった1区。11選を目指す前職の津島雄二(75)に対し、津島の元公設秘書渋谷哲一(43)と元自民党県議升田世喜男(48)が立候補した。2人の若手が相次いで名乗りを上げた背景には、約30年衆院議員を務める津島の後継者を巡る思惑が絡んでいる。前知事の木村守男の影響力を指摘する声もあり、1区の保守票の行方は流動的だ。

 1区のある町長は春、津島から正式に長男を紹介された。「秘書です」と言われたが、「後継者だと思った。次は息子をよろしく頼むと。30年議員を続けて、次が息子では若手は怒るだろう」。

 その若手の1人渋谷。出馬表明後の記者会見で、「いつまで待っていても、自民党公認をもらえるわけではない、と支持者に言われた。その場で(津島の)長男が秘書になった話も出た」と語った。

 升田は事務所開きのあいさつで、まず、「世代交代なくして未来なし」と訴えた。公示日の第一声でも「世代交代は自らの若い力で達成するのが正論だ。誰かが決めるものではない」。

 自民党県連の幹部は「中選挙区制から小選挙区制に変わったことも後継者問題を難しくしている一因だ」と指摘する。複数の候補者が当選できる中選挙区制と違い、1人しか当選できない小選挙区制。自民は現職公認の方針を打ち出している。現職以外は立候補しづらく、世代交代が進みにくいというわけだ。

 一方、津島は「みなさん若さを発揮して健闘してもらいたいな。私もまだまだ若いよ」と気にかけない。五所川原市での街頭演説では、応援者の演説中も握手して回った。ある有権者は「手を握る力がぐっと強い。まだまだ若いね」。

 だが、津島陣営は「高齢多選の声はもちろんある。それを実績ととるか、弊害ととるかは有権者次第だ」と「世代交代論」に危機感を強める。

 1日に青森市内であった津島の個人演説会。知事の三村申吾と青森市長の佐々木誠造も参加した場で、青森中央大橋有料道路が来春から無料開放されることに触れた。「私と佐々木市長ががんがん言っているうちに、三村知事が判断してくれた。これが良い意味でのしがらみだ」と政治力の強さをアピールした。

 ほかに、保守票の動向を不透明にしている原因が木村前知事と近い升田の立候補だ。升田は木村が衆院議員時代に秘書を務めていた。

 木村を辞任に追い込む一因となった03年3月の知事不信任決議。津島系の県議は賛成に回った。「オヤジ(木村)は津島につぶされた」と木村後援会幹部が憤るほど、両者の関係は冷え切った。木村の支援者は「オヤジが動かなくても、おれたちがオヤジの意をくんで動かなければならない」と升田を支援する。

 だが、木村が政治の表舞台から去って2年余り。木村の影響力が弱まってきたことを指摘する声も出始めている。ある町長は「木村系議員も、今回は津島さんを応援しているのが多い」と感じている。「世代交代を訴える声はあるかもしれない。だけど地方分権の時代といっても、青森には力のある議員は必要だ」

 分裂の影響は自民だけにとどまらない。民主の横山北斗(41)は「現職への反対票が分散するわけだから、その分厳しい戦いになる」。共産の高柳博明(35)と社民の仲谷良子(65)も「自民の争いに埋没しないように、政策を訴えていく」と話している。(敬称略)


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