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【千葉】

最終盤、無党派に照準 自・民・共、党首ら続々

2005年09月10日

 第44回総選挙は11日投票され、即日開票される。郵政民営化法案の参院での否決がきっかけとなった今回、県内の13小選挙区には44人が立候補。自民の各候補は「郵政民営化の推進」「構造改革の継続」を一致して主張、民主の各候補は「郵政より優先する課題」として年金制度改革などを訴えてきた。共産の各候補は「庶民増税反対」「憲法9条を守る」などとしている。

 朝日新聞社の序盤情勢調査(8月31日〜9月3日)では、都市部を中心に自民、民主の候補者が競り合い、無党派層は全県で4割を超す。最終盤に党首らの来県も相次ぎ、解散前に民主8、自民5だった議席の動向は予断を許さない状況だ。

 比例区南関東ブロック(千葉・神奈川・山梨、定数22)には、小選挙区との重複候補を含め6党89人が立った。

 県内の小選挙区の数が12から13に増えた前回03年の総選挙では、都市部を中心に無党派層の支持を得た民主が00年選挙時の5議席から8議席に躍進。7議席だった自民は5議席に後退した。

 今回、自民候補は小泉首相が進める郵政民営化に全員が賛成し、構造改革の継続を訴えている。県内13選挙区すべての候補が公明から推薦を得て、演説で「比例区は公明へ」と訴える自民候補もいる。激戦区の応援のため、小泉首相が5日に続き、選挙運動最終日の10日にも千葉市内で遊説する予定だ。武部勤幹事長も船橋市などに応援に駆けつける。

 これに対し民主は、「郵政民営化の是非」に争点を絞り込む自民に対抗、社会保障や財政再建などの政策を前面に、「政権交代でしか改革はできない」と訴えてきた。9日にも岡田代表が県内入り、田中真紀子・元外相と共にマイクを握るなどした。10日午前には菅直人・前代表が千葉市入りする。

 二大政党対決で埋没することに危機感を感じている共産、社民や国民新党、無所属の候補は、いずれも残された時間での浸透に懸命だ。共産の志位和夫委員長は10日、JR津田沼駅前などで街頭演説をする予定だ。

 投票は11日午前7時〜午後8時で、県内の1589カ所で行われる。前回の投票率(小選挙区の全県平均)は56.82%で、都道府県別では全国で下から5番目だった。


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