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【岐阜】

分裂深まる苦悩 自民支持団体

2005年08月27日

 自民党本部と県連の対立が、同党の支持団体の対応にも影響を与えている。郵政民営化法案の「反対組」と党公認の「対抗馬」のどちらに推薦を出すべきか。関係者からは「どちらを取ってもしこりが残る。静観が得策」との声も漏れている。

 ◇双方に推薦

 県医師会の政治団体「県医師連盟」は26日、岐阜市内で役員会を開き、党本部が郵政反対組の「対抗馬」として公認した佐藤ゆかり(44)=岐阜1区=、和仁隆明(30)=5区=両氏には推薦を出さず、反対組3人を含む前職ら6人に推薦を出すことを決めた。党公認の金子一義氏(62)と無所属で出馬する藤井孝男氏(62)が対決する岐阜4区では、双方に推薦を出す異例の対応だ。

 連盟幹部は「県連や前職とのつながりが深いので県連の方針に従った」。

 一方、県内の看護師や准看護師らでつくる「県看護連盟」は、党公認の5人のみに推薦を出すことを決め、小林恵美子会長が26日、岐阜1区の佐藤氏に推薦状を手渡した。

 会見した小林会長は「今までの前職とのつながりはあるが、郵政民営化がなければ根本的な改革につながらないと思うので、党本部との一致団結を選んだ」と理由を説明した。

 

 ◇手出しせず

 対応を決めかねている団体もある。

 ある同党の支持団体は、党本部と県連がともに支援する棚橋泰文氏(42)=2区=、武藤容治氏(49)=3区=、それに同4区の金子氏のみの推薦を決め、「反対組」と「対抗馬」の計5人への対応は棚上げ状態にしている。

 この団体の関係者は「公示前に決めなければいけないが、下手に手を出さないほうが得策かもしれない」と困惑する。


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