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【広島】

「逆刺客」3区に 亀井氏系県議が辞職、出馬へ

2005年08月24日

 郵政民営化法案に反対し、国民新党を結成した広島6区の亀井静香氏(68)に近い自民党広島県議の石橋良三氏(57)が23日、広島3区から無所属で立候補すると表明した。石橋氏は「貢献してきた人に次々と対立候補を送り込む自民党に立ち向かいたい」と出馬の動機を語った。同日、立候補表明後に県議を辞職、近く離党する。突然の出馬表明に、自民党県連の関係者は「比例区は国民新党にと呼びかけ、亀井さんを比例区票獲得で支援するのが目的では」との見方が出ている。

 石橋氏はこの日、県庁で記者会見し、「小泉首相のやり方に嫌悪感を感じる。地域に貢献してきた亀井さんをなぜはずすのか」と自民党執行部を厳しく批判。「亀井さんからは新党に誘われたが、私の後援会から新党の様子をみた方がよいと言われた」と無所属の理由を語った。

 石橋氏は、広島3区内にある安佐南選挙区から立候補して県議4期目。解散前の6日、広島市内のホテルで開かれた県内の特定郵便局長会の勉強会に亀井郁夫参院議員らとともに出席。解散後、亀井系の県議の中でも亀井氏への支持を強く打ち出していた。

 広島3区には、4人が立候補の構えを見せている。自民前職の増原義剛氏(60)がコスタリカ方式で比例区に回り、比例区中国ブロックの前職河井克行氏(42)が選挙区から出馬する。民主は新顔の橋本博明氏(35)を公認し、共産新顔の大西理氏(39)、社民元職の金子哲夫氏(57)も前回に続いて立候補する予定だ。

 自民党の河井陣営には戸惑いが広がる。陣営関係者は「間違いなく保守票が割れる。これじゃ『逆刺客』だ」とこぼした。


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