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【鹿児島】

〈鹿児島3区激突の波紋〉自民のパイプ品定め

2005年08月22日

 自民分裂選挙となる鹿児島3区。長く自民党を支持してきた業界団体は、議員としての実績や党とのパイプの強さを品定めし、だれを支援するか揺れ動く。小泉改革で公共事業が減るなか、自民党との距離も変わりつつある。

 「地域発展のため、引き続き2人の衆院議員を送り出そう。それには小選挙区で松下さんを当選させるしかない」

 16日昼、鹿児島県加世田市のすし屋。自民党県連加世田市支部の役員20人が集まった席で、県建設業協会加世田支部の上東(うえひがし)信義支部長は力説した。

 自民公認の宮路和明氏と、造反組で旧建設省出身の松下忠洋氏。鹿児島3区に立候補する前職2人を国会に戻すには、無所属となる松下氏を小選挙区で当選させ、宮路氏は比例区で復活当選させる――。そんな論法だった。

 「2人を党公認に推した県連判断に準ずる」。1時間半の議論の末、対応は団体ごとの判断に委ねられた。

 3日後、建設業協会加世田支部は役員会で「小選挙区は松下氏1人を支援」と確認した。

■   ■

 生活道路の拡幅、排水路の埋設……。加世田市内で建設業を営む党員の男性は、受注の9割を公共事業に頼っている。

 だが「小泉改革」で公共事業が削減され、5年前に1億円あった受注が昨年は7000万円ほどに。従業員も3分の1の5人に減った。昨年から畑を借り、焼酎ブームに乗ってサツマイモの栽培を始めた。仕事がない時期は従業員も手伝う。

 「私のような小さな会社では自民党とのつながりはもう感じない。それでも選挙で支援し続ける意味があるのか」。男性はいま、こんな思いにとらわれている。

 党公認の宮路氏ではなく、無所属の松下氏を支援するという上東さんの決断は、こうした業者の気分を映していた。「もう自民党だけに頼る時代でもない。それなら、陳情にいくと省庁の担当者を紹介し、書類の書き方も教えてくれる松下さんの方が頼りになる」

■   ■

 「郵政の次は農政だ。小泉改革で農協がすぐにも解体されそうだが(自分が)十分にチェックする」

 21日、地元JAの会合に顔を出した松下氏は、郵政民営化法案に反対したことを引き合いに説いて回った。しかし、話を聞く農家の表情はさえなかった。

 宮路氏は農水省出身。週末はこまめに地元を回り、公民館ごとに年1回程度、国政報告会も開く。だが、宮路氏は郵政民営化をはじめ、構造改革の必要性を中心に訴えることが多い。それでも農業関係者の信頼はなお厚い。

 宮路氏の選挙を長年支えてきた県農政連金峰支部の古屋敷英雄支部長は今回、どこまで応援しようか悩んでいた。砂丘の畑地化やダム建設の実現に、松下氏も尽力してくれたと感じているからだ。地元であった宮路氏の事務所開きには、顔を出さなかった。

 だが、県農政連は宮路氏1人を推薦する方向で調整していると聞き、思いを固めた。「無所属では自民党とのパイプがなくなる。やはりここは宮路さんだ」


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