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【鹿児島】

構図激変、混戦の様相 15人が出馬準備

2005年08月29日

 第44回総選挙が30日、公示される。県内では5選挙区にそれぞれ3人ずつ、計15人が立候補を予定。郵政民営化法案の賛否や公認争いをめぐって自民党が分裂、前職の引退を受けた世襲候補やくら替えの出馬もあり、前回03年の選挙とは構図が一変し、激しい選挙戦が予想される。「小泉改革」が問われる選挙でもあり、各党はマニフェストを掲げて政策を訴えていく。投開票日は9月11日。

 ■1区

 自民・保岡興治氏と民主・川内博史氏の前職同士の4度目の戦いに、共産新顔の桂田美智子氏が絡む。郵政民営化法案に賛成した保岡氏に特定郵便局長らの離反も見られるが、公明が推薦を決定。過去3回比例で復活した川内氏は一部自民支持団体にも食い込み、小選挙区当選を狙う。

 ■2区

 自民は元職の園田修光氏を公認。新顔の打越明司氏が無所属で挑み、自民の分裂選挙に。これに自由連合代表の徳田虎雄氏の後継として次男毅氏が無所属(民主推薦)で参戦する。それぞれ鹿児島市南部、指宿、奄美群島と地盤が分かれ、三つどもえの激戦が必至。

 ■3区

 自民前職同士が激突する。郵政民営化法案に賛成した宮路和明氏が公認を受け、法案に反対した松下忠洋氏は無所属での出馬。比例から転じる松下氏は9年ぶりの小選挙区で、宮路氏も「退路を断つ」と比例重複しないことを表明した。自民分裂のなか、民主新顔の野間健氏は「政権交代」を訴える。

 ■4区

 自民・小里貞利氏の引退を受け、長男泰弘氏が後継出馬する。民主元職の浜田健一氏は社民からくら替え。連合の全面支援を受け、96年に比例で復活当選して以来の返り咲きを目指す。共産新顔の米重均氏は「真の野党」を強調する。

 ■5区

 自民前職の森山裕氏が郵政民営化法案に反対したことで無所属に。反対派つぶしで党本部が送り込んだ新顔の米正剛氏と相まみえる。地元の自民県議や支持団体などは森山氏支援を表明する声が大きいが、鹿屋市出身の米氏も新支部を設立するなど浸透を図る。これに共産新顔の柴立俊明氏が割って入る。


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