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【鹿児島】

〈鹿児島3区激突の波紋〉公明票めざし「誠意」

2005年09月01日

 「松下は今回は無所属で、公明党が協力してくれることになった。比例は公明でお願いします」

 31日夕、棚田が広がる鹿児島県薩摩川内市の郊外。近くに住む50代の農業男性が民家を訪れ、こう切り出した。松下とは、郵政民営化法案に反対し、自民公認を得られなかった前職、松下忠洋氏のことだ。

 傍らで見守る同年配の創価学会員の男性を「こちらは公明党の方、一緒に回っているんです」と紹介した。学会員は「今日から期日前投票できるからね」と口添えした。

 2人はこの日初めて一緒に回った。山あいに点在する民家を車で巡る。

 「誠意を示すには、これが一番」。松下氏を支援する農業男性は、胸を張った。

   ■   ■

 「ご協力をお願いしたい」

 解散直後の8月12日夜、松下氏は鹿児島市の創価学会鹿児島文化会館に足を運び、待ち受けていた松元耕一郎・鹿児島総県総合長に頭を下げた。

 松元氏は「ハードルは高いですよ」。同席した公明県議が「行動で示して頂かないと」とたたみかけた。

 この選挙戦、各地で「比例は公明へ」と叫ぶ小選挙区候補者を目にする。票のバーターが狙いだが、街頭で訴えるだけでは「取引成立」とはならない。この県議の言葉には「どれだけ公明の比例票を出すか、見極めて判断する」という意味が込められていた。

 「後援会と相談します」と答え、松下氏は地元に戻った。

 動きは素早かった。

 「松下忠洋さんを大好きな私たちは 3区は松下忠洋 比例区は公明党です 松明会」

 松下氏の支持者らは、18日からビラを各戸に配り始めた。松下の「松」、公明の「明」で松明会。さらに、地域によっては「松下後援会」を名乗る女性らがビラを入れた家を直接訪れ、支援を呼びかけて回った。

 「協力の証し」はこれだけではない。加世田市では29日夜、「相互協力の確認を行う」として、後援会と公明党支持者の合同役員会が開かれ、周辺の市町村から自営業者ら後援会の主要メンバーが招集された。

   ■   ■

 公明や創価学会は、後援会の動きを厳しく点検している。

 例えば、ビラ配布は各地の学会員から「自宅に入った」と報告が寄せられる。当初は松下氏の基盤とされる3区北部、公示日前には南部と、配布地域が特定された。

 後援会が名簿を提出し、それをもとに公明側が自宅に電話したり、訪問したりする――。これが選挙協力の基本形とされるが、今回は急な解散で時間がない。後援会幹部らと学会員の2人1組の支持者回りは、その代替措置だった。

 3区では自民公認の前職、宮路和明氏も公明に支援を要請している。これに対し、公明は「推薦」や「自主投票」といった態度表明はしていない。松下、宮路両陣営の動きを比べ、最終判断する構えだ。

 「皆さんが本気だという姿が見えれば、小選挙区は松下さんというボタンを押しましょう。3日あれば指示を下ろせますから」。公明の地元議員からこう伝えられ、松下氏の後援会はなお、「誠意」を示し続けている。

     ◇

 二大政党化が進み、自民、民主両党の対決が強まるなか、自民分裂も加わって「保守基盤」が揺らいでいる。鹿児島県西部の農漁村が広がる鹿児島3区を舞台に、その現場を歩く。


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