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【長崎】

〈35日決選〉しがらみ複雑、動き鈍く 4区ルポ

2005年09月10日

 3選を目指す自民前職に、社民元職、自民からくら替えした民主元職が挑む長崎4区。保守層や労組の支持模様は複雑に入り組み、集票の中核を担うはずの市議や労組員は、過去のしがらみを振り払えずにいる。

 1日夜、佐世保市北部の公民館で開かれた民主元職の個人演説会で、80人ほどの参加者に頭を下げて回る市議がいた。

 「ご心配かけました。私も立場上……」

 この市議は2日前、同じ会場で自民前職の演説会を取り仕切っていた。それが地元では知れ渡っている。

 応援演説で、市議は苦しい胸中を語った。「また裂き現象だ。今日は、来るべきかどうか悩みました」

 民主候補の父親は農協組合長も務めた元自民党参院議員。市議の後援会長は今回、民主陣営の選対幹部に加わっている。

 一方、市議が所属する農協の政治団体は、自民候補を推薦した。市議会で同じ会派を組む6人は自民、民主両陣営に割れ、自分自身の地盤も二分されている。2年後には、市議選もある。

 市議は民主候補への支持を呼びかけたこの夜を最後に、両陣営への選挙協力をやめている。

     ◇

 4日、自民陣営の選挙事務所。毎日午後10時に始まる選対会議は初めて日付が変わるまで続いた。

 候補者は選挙区内の企業名をいくつも挙げ、「固めてくれ」とハッパをかけた。この日、最低200人の動員を目標にした演説会で100人しか集められなかったことに、陣営はいらだちを募らせた。

 佐世保市議36人のうち半数以上が集票に動いている。事務所の壁は、企業や団体から寄せられた約1500枚の推薦状で埋まった。だが、自民県議は「実感が伴わない」と言う。

 推薦状を出した市内の50代の建設会社長はこうもらす。「頼まれたから書いただけ。本業が苦しいのに、選挙の応援なんてされん」

 過去の衆院選では、従業員を自民陣営の選対要員に派遣していたが、今回は見送っている。

     ◇

 「企業や団体はしがらみが多く、身動きできない。狙うのは無党派層と社民系労組。取りやすい所から取る」。選挙戦終盤を迎え、民主陣営の幹部は語った。選挙区内の連合傘下の労組員は約1万人に上る。

 7日、佐世保市で開かれた決起集会には、民主支持の労組員が動員された。佐世保重工業労組や全駐労など大型の労組は軒並み、民主支持に回っている。

 社民党県連の田中正純副代表は「あいさつ回りできる組合が半減した」と苦悩を隠さない。

 佐世保市の県職員組合佐世保支部の事務所。壁には民主と社民、双方の候補者のポスターが4枚ずつ張られている。

 過去2回の衆院選では社民候補を推したが、今回は公示1週間前、長崎市にある組合本部が、民主候補の支持を決めた。しかし、同支部は米軍基地を抱える佐世保市で、社民系の労組とともに反基地闘争や平和運動に取り組んできた歴史もある。

 田中明子支部長は「本部の決定に逆らえない。社民を応援できると思っていたが」。

 ある組合員は「長年の関係がある」と、民主候補の集会への参加を拒み続けているという。


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