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【新潟】

「反小泉」団体、9日間で廃止 田中直紀氏後援会幹部

2005年09月08日

 郵政民営化法案に反対票を投じた自民党の田中直紀参院議員(65)の後援会幹部が、反小泉政権・政界再編を訴える政治団体「地方切り捨ての政治を変える会」を県選挙管理委員会に届けた。直紀氏や同会は、無所属で新潟5区に立つ妻の真紀子氏(61)をはじめ、県内の複数の選挙区で、自民の対立候補を支援している。しかし、自民党関係者などからの反発もあり、7日になって会の廃止の手続きを取った。

 「変える会」の設立手続きが取られたのは、総選挙の公示日だった先月30日。

 関係者によると、直紀氏は解散後、有力支持者らに「(自民党を)出ることもあり得る。支持をすみずみまで浸透させよう」と、自民党以外の候補への支援を指示したという。

 変える会は届け出後、県内4小選挙区で民主や国民新党候補、比例で国民新党への投票を呼びかけるビラを配布。「自民党小泉政権を変える政権交代が急務」「政界再編のため、お願い申し上げます」などと訴えている。会の代表は直紀氏後援会の会長。直紀氏の有力後援者は「会の実態はなく、実際に動いていたのは後援会の一部だった」と認めている。

 一方、直紀氏は7日午前、取材に「耳にはしているが、私自身の名前を使っているわけではない。私が指示している、していないではなく、それぞれが政治活動をやることはある」と答え、積極的な関与を否定した。

 その後、県選管に廃止届けが出された。

 直紀氏は公示日に真紀子氏の出陣式に出席。選挙後、郵政法案が再度衆院を通過した場合の自身の投票行動について、「選挙の結果がどうなろうが、法案自体の態度は一切変わってません」と、再度反対票を投じることを示唆していた。

 一連の直紀氏の行動に対し、自民県連は党本部に報告することを決めた。


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