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【埼玉】

〈注目区を歩く〉11区 「改革」問い、舌戦激烈

2005年09月02日

 「どうしても許せない人が、ここから出る」

 8月31日午前10時半、JR本庄駅南口前に、自民党の武部勤幹事長の大声が響いた。

 「小泉龍司君は私のもとで副幹事長をしていた。目をかけていた。悪口は言いたくないが、どうしてこういう人間になったのか」

 県北西部の秩父、本庄、深谷3市と秩父、児玉、大里3郡16町にまたがる埼玉11区。県面積の35.7%を占める広大な選挙区だ。郵政民営化法案に反対票を投じた前職の小泉龍司氏が自民党公認を得られずに無所属での立候補を余儀なくされ、自民党が県議の新井悦二氏を擁立したことから一躍、最大の注目区となった。民主党からは前回に続いて八木昭次氏、共産党からは3回目の柿沼綾子氏が挑む。

 新井氏は2年前の統一選で県議に当選したばかり。公示日と翌日、地盤の深谷市内の駅頭や市役所前で街頭演説に立ったが、立ち止まって演説を聞く人はまばらだ。「動員をかけていない。家の中で聞いてくれる人もいる」と意に介さない。

 知名度と準備期間の不足は否めないが、「弟は小泉首相の名代。改革の右代表」と実兄の新井家光・深谷市長が言うように、「小泉改革」への有権者の期待がよりどころだ。7日には安倍幹事長代理、投票日前日の10日には、小泉首相本人が応援に駆けつける予定だ。

 「最後の1日で大きなうねりを呼び起こし、勝敗を決したい」。公示日の出陣式で新井市長は叫ぶように訴えた。

 「後援会にしかられました。相談なく郵政民営化法案に反対したことは反省しています。民営化には賛成、法案に不備があるから反対したんです」

 3選を目指す小泉氏は、30日午後5時から深谷市などで小集会を7回開き、自らの考えと行動を説明した。

 「郵政法案をまじめに議論して修正を要求したら、武部幹事長に2度も呼びつけられた。『選挙で痛い目にあわせるぞ』と。これは許せない、と反対を決意した。まさか本当になるとは思わなかったが……」

 無所属での選挙戦を心配する支持者に対し、「必ず党が私を必要とする。仲間からも、早く戻って来い、と毎晩のように電話がかかってくる」と、当選後の自民党復帰への自信と期待を示す。

 自民前職に挑んだ初めての立候補以来、4回目の衆院選で、今回を含めて3回が無所属だ。

 「権力の側には立たない、草の根政治家」を自負し、10年かけて培った後援会が頼みの綱だ。

 八木氏は公示日前日に買った真っ白なスニーカーで、住宅街の路地裏や畑まで駆け回る。「夢、希望、期待のもてる社会に変える」と若さと情熱を前面に打ち出している。

 民主党が前回選挙以来、議席が得られなかった県内唯一の選挙区。県連は家西悟参院議員を選対顧問に、参院議員秘書ら5人を送り込んだ。自民分裂騒動に埋没しないよう懸命の戦いが続く。

 柿沼氏は「知らない人に手を振られたり、声をかけられたりすることが増えた」と過去2回を上回る手応えを感じている。

 「郵政民営化は百害あって一利なし。小泉政権の4年4カ月、何かいいことがありましたか」と街頭演説で問いかける。教員生活20年の経験から、憲法9条を守ることにも重点を置く。庶民増税反対を主張、二大政党制の流れに反発する。


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