アサヒ・コム 2005総選挙 このサイトの使い方へ 検索へジャンプ メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

朝日新聞社からアスパラクラブクラブA&A携帯サービスWeb朝日新聞サイトマップ文字拡大・音声

社会   スポーツ   ビジネス   暮らし   政治   国際    文化・芸能    ENGLISH   マイタウン

天気住まい就職・転職BOOK健康愛車教育サイエンスデジタルトラベル囲碁将棋社説コラムショッピングbe

ここから本文エリア現在位置asahi.comトップ  >  2005総選挙 >  地方ニュース >  山形記事
【山形】

〈託す〉年金 郵政より関心切実

2005年09月03日

 朝9時ごろから、コーヒー豆を機械で煎(い)り始める。焼けた豆の香りが漂い、焙煎(ばいせん)が終わるまで15分ほど。その間、山形市でコーヒー豆専門店「豆煎」を営む吉田克也さん(42)は新聞を読む。

 選挙戦が始まり、つい目をとめるのは年金と税金の記事。「負担が増えると書かれていれば読んでしまいますね」

 家族は、妻さおりさん(37)と7歳と5歳の息子。妻の分と合わせて国民年金の保険料を毎月約2万7000円支払っている。

    ◇

 高齢になって、店を開けなくなったら、収入がなくなる。「年金がいつから支払われるのか。例えば『80歳から』になったらどうしよう」。自営業者共通の不安を抱える。

 さおりさんは「払った分がきちんと戻ってくるなら、少し負担が増えてもいいけど……」と話すが、年金の負担は、家計の大きな部分を占める。子供2人にはこれから教育費がかかる。

 自民、公明両与党は、今回の総選挙を郵政民営化の是非を問う選挙と位置付けている。

 吉田さん夫妻は「郵政より年金の問題が身近に感じる。行政には、わかりやすくお金を使ってほしい」と願う。選挙は、誰が年金問題をきちんと考えているのか、見極めたいという。

    ◇

 吉田さん夫妻のように、郵政民営化問題より年金問題を身近に感じる有権者は少なくない。その一方、郵政民営化のメリットを考える有権者もいる。

 山形市の主婦(47)は5月から、市内のボイラー関連会社で、正社員として働き始めた。慣れない経理の事務を担当している。

 長女は大学1年、次女は中学3年。次女が大学を卒業するまで少なくともあと8年は教育費がかかる。夫は50歳の会社員。自宅のローンも残っている。

 学費の足しになれば、と始めた仕事だった。老後に向けて蓄える余裕はあまりないという。

 自宅の隣に義父母が住んでいる。公務員だった義父は「良い時期に定年になったから、ちゃんと年金がもらえる」と話すことがある。

 夫の定年まで10年。義父の言葉を聞くと、「私たちは大丈夫かな」と漠然とした不安を感じる。「払った分はきちんと戻してほしい」とも思う。

 だが、仕事を始めてわかったことがある。勤務先で使っている宅配便は、郵便局よりも安かった。

 ほかの分野でも民営化や改革が進めば「安価なサービスが得られるかもしれない」と思っている。年金だって郵政民営化に端を発した「改革」に影響されて、よりよい制度に向かうのではないだろうか。「改革」への期待を込め郵政民営化を投票の判断基準にするつもりだ。


ここから検索メニュー

検索 使い方

検索メニュー終わり

選挙速報は携帯でも

»詳しくはこちらから

Flash

カギを握る4つの数字

総選挙後の国会勢力

総選挙の構図

郵政反対の自民前職
がいる選挙区の構図

党首の訴え

7党首の演説・記者
会見の内容は

マニフェスト

年表

郵政民営化Q&A

選挙CD-ROM商品

▲このページのトップに戻る

asahi.comトップ社会スポーツビジネス暮らし政治国際文化・芸能ENGLISHマイタウン

ニュースの詳細は朝日新聞紙面で。» インターネットで購読申し込み
asahi.comに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
| 朝日新聞社から | サイトポリシー | 個人情報 | 著作権 | リンク| 広告掲載 | お問い合わせ・ヘルプ |
Copyright The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.