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【山形】

「自民が当然」揺らぐ常識 有権者数県内最小の大蔵村

2005年09月09日

 小さな村にも選挙カーはやってくる。有権者数3473人(7日現在)が、県内最少の大蔵村。ずっと自民党が強かった。だが、郵政民営化が争点の一つとされる今回、村の様子に変化の兆しを見て取る人もいる。村に「風」は吹くのだろうか。

 山あいに広がる田んぼは、黄色く色づいた稲穂が垂れ始め、まもなく収穫期を迎える。天候や稲の出来に関心が向く季節だ。村に「投票日9月11日」の啓発掲示板は10、小選挙区3区の候補者ポスター掲示場が63ある。

 前回の総選挙で、自民党候補が獲得した票は全体のほぼ7割に上った。

 村議会議長の柿崎幹雄さんは「14人いる村議の8割近くは自民党候補を推している。税収の少ない地方の村は、道路を造るにも、田んぼを維持するにも政府の支えが必要。これまで自民党政府のおかげで村は成り立ってきた」。

 ガソリンスタンドで働く矢作博章さん(29)は「ここは自民党の地盤だから、結果はほとんど見えている。村長選とか、村議選なら数十票で決着するときもあるから盛り上がりますけどね」。

 だが、政府自民党に言いたいことがないわけではない。「景気は悪くなるばかり。地方と都市の格差が広がっている」

 ガソリンスタンドでも、「1000円分とか2000円分」という注文が増え、「満タン」を注文する客が減った。たまに「満タン」の注文が入り、ナンバープレートを見ると都市部の県外ナンバーだ。「都市部の人は金持ちなんだな」とあらためて思い知らされる。

 ●「絶対に許せぬ」

 郵政民営化の動きに反発、自民党支持をやめた人もいる。簡易郵便局の男性(53)は「小泉首相の政治はもともと地方切り捨てだったが、郵政民営化は地方切り捨ての最たるもの。絶対に許せない」。

 村長や村議が自民党に入れてくれと言えば、自民党に投票する。それが慣習だった。「でも、それでは村は貧しくなる一方だ」と嘆く。

 民営化されれば将来、自分の簡易郵便局は閉じることになる、とみる。「村の人は郵便局がなくなって初めて気がつくんじゃないかな。でもそれじゃ遅いんです」。この思いは自分だけのものではない、と確信している。

 ●候補者次々と

 候補者たちは代わる代わる村入りする。

 「票の多い酒田市、鶴岡市、新庄市に重点を置いている」とする共産党の佐藤雅之候補陣営。比例区での上積みを目指すには、人口の多い都市部での遊説に偏りがちだが、佐藤候補も5日に入った。

 鶴岡市議を6期務めた社民党の伊藤一候補は、最上地方での知名度はいま一つ。村には8月31日、2日、4日とこれまでに3回入った。9日も予定している。

 自民党の加藤紘一候補は、選挙期間中、半分近くは他候補の応援演説に行くが、村には1日、3日と2回入った。9日は3回目の訪問予定で、個人演説会もする。

 これまでは「自民支持」でまとまっていた村。候補者たちは、村人たちの思いをどう受け止めているのだろうか。


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