「新党不参加」２３人　郵政反対派の前議員に本社調査

　朝日新聞社が郵政民営化法案に反対した前衆院議員３７人に行った取材によると、「国民新党」への参加に前向きなのは、綿貫民輔元衆院議長ら結党メンバー３人を除くと、青山丘氏ひとり。逆に２３人が不参加を明言した。

　当初参加の意向を示していた滝実氏は１７日夕、「まだ迷っている」と態度を保留した。

　「執行部が代わり民主主義的な自民党に戻ったら復帰する」（山口俊一氏）など、条件つきを含め、復党する意向を示したのは１８人。

　総選挙後の首相指名選挙で自民党が小泉総裁を候補とした場合、小泉氏に投票すると答えたのは６人にとどまり、７人は別の人に投票すると明言した。