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前原、菅氏が立候補表明 民主党代表選

2005年09月16日

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民主党代表選に立候補表明する前原誠司氏=15日、東京・永田町で

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報道陣の質問に答える民主党の菅直人前代表=15日、東京・平河町で

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記者懇談に応じる民主党の小沢一郎副代表=15日、東京・永田町で

 民主党の前原誠司衆院議員(43)は15日夕、記者会見し、17日の党代表選挙に立候補することを正式に表明した。また、菅直人前代表(58)も15日夜、記者団に立候補する考えを明らかにした。総選挙で惨敗した民主党では党再生に向け、岡田代表の後継選びで候補者を一本化して融和をさぐる動きもあったが、代表選の投票による決着となった。また、小沢一郎副代表(63)は16日に態度を決めるとしており、立候補を模索している。

 前原氏は党の中堅幹部の一人で、外交・安全保障政策に詳しく、党「次の内閣」で防衛庁長官を務める。松下政経塾出身で、京都府議を経て日本新党から93年に衆院議員に初当選した。

 15日夕の記者会見では「解党的出直しをしていかなければいけない」と強調し、「日本の民主主義を機能させるために、民主党を闘う集団に変えていく」と語った。

 党と労働組合との関係について「考え方が違えば、違う行動を当然取る」と述べるとともに、郵政民営化に関連し、代表になれば特別国会に「(郵便貯金の)預け入れ限度額の縮小法案を出す」と表明した。このあと朝日新聞のインタビューに対して「(党内グループに)組織としての応援はお願いしない」と語った。

 一方、菅氏は15日、支持を受ける党内グループと都内で断続的に会合を開いた。前原氏の立候補表明を受け、菅氏は「世代間闘争と見られるのが本意ではない」と当初は消極的な態度を見せていた。しかし、グループのメンバーから「日本をどうするのか、民主党をどうするのか、世代間闘争の次元ではない」との説得を受けて、最終的に立候補を決断した。

 会合後、菅氏は記者団に対し「今の民主党をどう立て直すかが重要で、そこから逃げるのかと若い人に言われた。そういうことであれば、そういう(立候補の)方向で考えてみる」と述べた。

 また、小沢氏は15日夜、鳩山由紀夫元代表と会談した。鳩山氏は小沢氏に立候補を促したが、小沢氏は「16日に決める」と態度を保留した。しかし、小沢氏周辺は、立候補する前提で、各グループに支持を取り付けるため、働きかけを強めている。

 民主党は15日の両院議員総会で、代表選を17日に実施することを了承。同日午前9時から同10時まで立候補を受けつけ、午後3時から新代表を選出する両院議員総会を開くことが決まった。

 15日の両院議員総会では岡田代表の辞任も承認され、岡田氏は総選挙での民主党惨敗について「ひとえにリーダーである私の責任だ」と陳謝した。出席者からは「衆院選の結果を総括してから代表選を実施すべきだ」との意見も相次ぎ、総会は予定の1時間を大幅に上回って約3時間半続いた。


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