選挙は朝日で 2007参議院選挙 アサヒ・コム

ここから本文エリア

現在位置:asahi.com2007参院選地方ニュース岐阜> 記事

〈各党に聞く:2〉民主

2007年06月14日

◆年金争点に関心高める

写真

伊藤正博氏 県連幹事長

 ――民主党は岐阜選挙区(改選数2)で、現職の平田健二氏(63)=2期目=を公認した。参院選の最大のテーマは。

 「格差、公務員の天下りなど問題は山積しているが、中でも年金記録の問題はくらしに直結し、大きな争点にせざるを得ない。選挙戦などを通じて党の対案を示していきたい」

 ――「格差」の問題について、具体的に何を訴えるか。

 「例えば労働者間の格差があり、国民のほとんどが肌で感じている。大多数のパートやアルバイトの人は、正社員になりたいと希望しているのになれない。正規雇用に比べて生涯年収に大きな差が出て、年金も少ない。がんばっても個人の努力で越えられない格差の解消は、政治の課題だと訴えていく」

 ――参院選の投票率は低下傾向にあり、県内でも60%を割り込んでいる。対策はあるか。

 「民主は労働組合に依存しがちな組織だが、これまで組織に入っていなかった人への働きかけが投票率向上につながる。年金問題を争点にすれば無党派層の理解も得られるのではないか」

 ――岐阜選挙区は自民、民主、共産が2議席を争う見込みで、前回の参院選と同じ構図だ。

 「有権者にとって盛り上がりに欠ける部分があるかもしれない。どう関心を持ってもらうかが課題。民主党は女性からの支持がいま一つと言われる。女性、高齢者などにターゲットを絞った演説会も考えている」

 ――松岡農水相の自殺は、どう影響するか。

 「影響は大きいと思う。一般的に見て(松岡氏は)疑惑を認めたと取られるし、説明責任を果たしていない。与野党を問わず政治不信に拍車をかけ、『選挙はもういい』と思われかねない」

 「有権者の関心が薄いのは政策を提示しきれない政治の責任でもある。いい悪いは別にして、05年衆院選は郵政民営化の賛否を巡って投票率が上がった。今回の参院選では、マニフェストで焦点を絞って提示している」

 ――憲法改正の議論についてどう考えるか。

 「党全体として改正そのものに反対ではない。憲法は大切で議論することは否定しないが、まだ手続き論が決まった段階。今回の選挙で有権者にはかるには、内容が煮詰まっていない部分がある。世論調査でも国民の関心は決して高くない」

 ――目標得票は。

 「40万票は最低ラインととらえている。年金は関心が高く、格差の問題をしっかり訴えれば、40万票以上も無理な数字ではない」

このページのトップに戻る