選挙は朝日で 2007参議院選挙 アサヒ・コム

ここから本文エリア

現在位置:asahi.com2007参院選地方ニュース神奈川> 記事

県内に選挙事務所 比例区予定者の陣営も動き活発

2007年07月09日

 12日公示の参院選に向け、動きを活発にしているのは、選挙区の立候補予定者だけではない。県内に選挙事務所を置く比例区の立候補予定者5人の陣営も熱を帯びている。

 2年前の衆院選に落選し、今回は参院選に転じる民主党新顔の大石尚子氏(70)は地元・鎌倉と、松山市の行き来に忙しい。司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」の主人公になった軍人、秋山真之は祖父で、秋山の生誕地が松山だからだ。陣営幹部は「足場のある2カ所に集中したい」。

 こうした「局地戦略」型の戦いが目につくようになったのは、有権者が政党名でも候補名でも投票できる制度が01年の比例区選挙から導入されたからだ。当選ラインは政党によって違うが、04年の最下位当選は自民が15万票、民主が11万票だった。一部の地域に強固な地盤や知名度を持つ候補であれば、十分に手が届く。

 いまのところ、主な政党の比例区の立候補予定者で県内に選挙事務所を置いているのは5人。いずれも、過去に県内で国政選挙を候補者として戦った経験がある。

 05年の衆院選で小泉前首相の地元、衆院11区から立候補した民主前職の斉藤勁氏(61)は街頭演説で「小泉さんと戦った」ことをPRの一つにしている。党沖縄県連や全国駐留軍労働組合からも推薦を受ける斉藤氏は「個人で20万票が目標。神奈川でそのうち7割は取りたい」。

 小泉前首相とのポスターをはって親密さをPRしているのは、自民現職の川口順子氏(66)。小泉政権の05年の参院神奈川選挙区の補選で初当選したが、今回は比例に回る。6月には小泉氏を招いて政策集会を開いた。選対幹部は「東京の立正佼成会の一部から推薦も受けている」と話す。

 党県常任委員の共産党新顔の藤井美登里氏(51)は00年、03年の衆院選に神奈川6区から立候補した経歴がある。横浜市内の労務管理事務所で勤務したことがあり、35歳からは党地区委員会、県委員会で専従職員を務めた。県内を中心に街頭演説を続ける選挙戦を繰り広げている。

 元湯河原町議で民主党現職のツルネン・マルテイ氏(67)は全国的な票の掘り起こしをねらう。昨年12月に成立した「有機農業の推進に関する法律」に、超党派の議員でつくる有機農業推進議員連盟事務局長としてかかわった実績をアピール。全国各地の有機農業支援団体との連携を深める。

このページのトップに戻る