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〈選挙の風景〉福祉への展望見せて

2007年07月18日

 鎌倉市役所ロビーの一角で、障害のある人たちの施設が持ち回りで月6回ほど「店」を開いている。17日は、通所授産施設「工房ひしめき」の商品が並んだ。

 布を利用した「アンパンマン」の指人形470円、あい染めの小銭入れ530円、静岡産ほうじ茶320円……。施設の利用者2人と、職員の橋本高広さん(32)が接客していた。

 なじみ客もいて、店の評判は上々だ。だが、障害者福祉の世界で働いて9年目になるという橋本さんは「年々、施設の運営が厳しくなっている」と悲しい顔をした。

 昨年施行された障害者自立支援法で、福祉サービスの利用や医療費で原則1割負担が求められるようになった。厚生労働省の担当者は、施行の目的を「格差の是正と公平な負担」と説明する。

 昨年度は、職員の約3分の1が辞めていった。若い人はなかなか入ってこない。

 「将来に展望が持てる福祉政策を展開してほしい」。政治に託す橋本さんの思いだ。

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