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民主「地上戦」VS自民「空中戦」

2007年07月15日

 街頭で顔と名前を売り込む「空中戦」を展開してきた民主党が「地上戦」に転じ始めた。14日、来県した小沢一郎代表は、主に選挙事務所でスタッフの労をねぎらい、支援者を激励した。公示前は支持基盤中心の「地上戦」が主だった自民党候補は、大物議員らの街頭演説で「空中戦」に乗り出す。

 小沢代表はこの日午前、秋田市からチャーター便で空路、酒田市に入った。県議の事務所に立ち寄り、再び空路山形市に移った。

 午後3時ごろ、候補者の事務所に出向き、出迎えた約100人に「どうも、どうも」と笑顔を見せて、一人ひとりと握手して回った。

 「私も政治生命をかけて戦っている。地元東北で勝たねばならねえ。勝利を与えてください」と少しなまりながら激励。10分間ほどの滞在で立ち去った。

 陣営幹部によると、小沢代表からは「人を集めないでいい。あいさつにいくだけだ」と事前に連絡が来た。選挙運動のスケジュールを無理に動かして迷惑をかけたくないという配慮のようだ。民主党県連幹部は「空中戦は候補者だけでいい。これからはスタッフが企業や支援者を回る地上戦に力を入れる」。

 一方、公示前、県選出の国会議員や県議らの支援者や企業回りで地道な「地上戦」を戦った自民党は、選挙戦が始まると一転、「空中戦」に打って出た。

 先月下旬の安倍首相に続き、16日には昭恵夫人が、民主候補の地盤、置賜地方に乗り込む。15日には谷垣禎一・元財務相、その後も中川秀直幹事長、古賀誠元幹事長、中谷元・元防衛庁長官らが来県する。

 首相夫人や中川幹事長は街頭に立つ予定だ。ビッグネームを呼んで、無党派層にも食い込もうという戦術で「強固な支持者以外にも名前や顔をどんどん知ってもらう」と県連幹部は話す。

 共産党も、候補者が公示前から続けてきた街頭演説に力を入れる。15日には比例区の候補者とともに庄内地方を回る。

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