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自民、民主が拮抗 「年金」が圧倒 ブログで見る参院選

2007年07月20日

 ネット界の世論に対して影響力を持つブログ。そこで参院選の何が語られているか。ブログ検索の「テクノラティジャパン」の協力を得て、そのトレンドを探った。(アサヒ・コム編集部)

 グラフは、参院選の関連で主要7政党の名前を書いたブログがいくつあるかを計測し、1日単位でまとめたものだ。

 対象は日本語で書かれた約800万のブログで、16日分までを集計した。政党名が書き込まれていれば、良い評価でも悪い評価でも、1とカウントされる。登場頻度が高くても人気があるとは言えないが、ネット上で話題にされていることになる。

 全体として、7党の総数と時々の政治状況とを照らし合わせてみると、政治の動きに合わせて増減しているようだ。また、政党別では、自民と民主の拮抗(きっこう)状態が続いている。

 国会の会期延長が決まり、参院選の日程が当初予定より1週間ずれ込むことが決まったのが6月22日。同じ日、安倍首相が、年金記録の未統合問題を約半年前から認識していたことを認めた。この直後の24日に一つの山が現れる。民主が伸び、自民にほぼ並んだ。

 また、その頃から国民新党の登場回数が一時的に増す。これはフジモリ・元ペルー大統領の擁立が取りざたされた時期と重なる。擁立が正式発表された28日、同党は7党中トップになった。

 30日には久間防衛相が講演で、原爆投下は「しょうがないな、という風に思っている」と発言。この日から、大きな山ができ、3日に久間氏が辞任すると、沈静化した。この前後、公明が一時的に増えた。

 7月5日には国会が閉会。安倍首相は記者会見して、5000万件の年金記録照合や本人通知の前倒しなどの対策を発表した。翌6日に全体数は伸びたが、自民より民主の伸びの方が大きい。8日には小沢・民主代表が参院選で与野党逆転を果たせなければ政界を引退する考えを表明。翌9日、自民と民主が逆転した。

 そして12日の公示。全体数は約2200件とピークに達した。

 一方、表は、参院選の争点と見られる言葉と「参院選」という二つのキーワードを重ねて検索した結果だ。これにも良い評価、悪い評価とも含まれる。

 公示直後の13日から16日にかけては、「年金」が4日間で2988件と他を圧倒。「安倍」が2位につけた。3、4位は安倍首相が重点に掲げる「教育」と「憲法」。ただし、登場頻度は年金の3分の1程度にとどまっている。続いて「医療」。その後に野党が争点として掲げる「カネ」「格差」、さらに「消費税」が続いている。

      ◇

      13日 14日 15日 16日   総計

 年金  1130 776 606 476  2988

 安倍   767 630 425 425  2247

 教育   509 411 138 119  1177

 憲法   305 336 159 163   936

 医療   385 311 117 106   919

 カネ   323 244  75  70   712

 格差   244 217 116 114   691

 消費税  164 129 139 113   545

 (アサヒ・コム編集部がキーワードを設定し、テクノラティジャパンが検索。「外交」「景気」「財政」など登場頻度が低いものは表から省いた)

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