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亀井氏、麻生外相にフジモリ氏入国直談判

2007年07月05日

 国民新党の亀井静香代表代行(70)が4日、同党候補として参院選に出馬する、現在チリで自宅軟禁中のフジモリ元ペルー大統領(68)について、あくまで日本国内で選挙活動をさせる方針を強調した。まずは今日、麻生太郎外相(66)に直談判し、政府としてチリと交渉するよう求める。また亀井氏は、当選後の議員活動をチリが認めない場合「国際問題」に発展する可能性に言及し、チリを強くけん制した。

 亀井氏はこの日、都内の日本外国特派員協会で会見。外国人記者らからは、チリで自宅軟禁中のフジモリ氏が日本で選挙活動できるかどうかなど、同氏の「身柄」に関する質問が集中した。亀井氏は「フジモリさんには、日本に帰ってきて選挙活動をやってもらわねばならない。国民新党としても最大限の努力をしたい」と明言し、あらゆる手を使って、フジモリ氏を日本に連れてくる意向を表明。「(フジモリ氏は)勝てる。当選できると確信している」と自信満々に述べた。

 亀井氏は、まず今日、麻生外相に会い、日本政府が「フジモリ氏日本入国」を求めてチリと交渉するよう直談判する意向。亀井氏は「フジモリさんが日本国民としての参政権を行使することを、日本政府がチリに求めるのは、義務と思う。チリ政府も配慮すべき」と話した。

 フジモリ氏は、大統領在任中の市民虐殺事件などの容疑でペルー政府から訴追され、現在チリ最高裁がペルーへの身柄引き渡しの是非を審理中だ。亀井氏はこれらの容疑について「フジモリさんは『そういう覚えは一切ない』と言っている。権力者が、次の権力者におどろおどろしい罪名で追われることは、よく起きていることだ」とした。

 当選した場合、日本で議員活動ができるかどうかも不透明。亀井氏はこの点についても「当然、当選したら日本に帰って活動する。チリ政府が『認めない』となれば、大きな問題を引き起こす可能性がある。ほかの国が、選ばれた者の議員活動をできなくするということは、できない」とチリをけん制。国際問題に発展する可能性をにおわせた。

 亀井氏は日刊スポーツの取材に対しても「国民の主権を行使しようとする人を日本に戻し、きちんと行使できるようにするのは、当然日本政府の責任だ」。フジモリ氏日本入国が成功するかどうかについては「自信がある」と述べた。

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