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丸川氏が隅田川花火大会でパフォーマンス

2007年07月29日

 選挙戦最終日の28日、東京では100万人近い観客を集める「隅田川花火大会」と「最後のお願い」が重なった。見物客を当て込み、自民党の東京選挙区候補丸川珠代氏(36)は花火打ち上げ終了直後の午後8時40分すぎから午前0時ぎりぎりまで握手パフォーマンスを敢行した。浅草周辺はこの日、候補者、党首クラスが次々にマイクを握り、歩道に人があふれて動きがとれなくなるなど終日騒然とした。

 新橋で安倍首相とともにフィナーレを迎えた丸川氏は、地下鉄で浅草に向かい、花火客で大混雑する駒形橋に現れた。赤い台に乗った丸川氏が両手を振ると、浴衣姿の女性らが「キャー、丸川カワイー」と手を握りしめた。約3メートル離れた場所には制服、私服警官約10人が険しい表情でパフォーマンスを見守った。

 今年の隅田川花火は復活してから30回の記念大会。例年より2000発多い2万2000発を打ち上げ、実行委員会では昨年95万8000人を上回る100万人近い人出を見込んでいた。しかし、国会の会期延長で投開票日が1週間延び、選挙戦最終日と大会がぶつかってしまった。やはり大会と最終日が重なった01年は、大渋滞が起こるなど混乱したことから、実行委員会では、都選管を通じて演説自粛を呼び掛けることも検討したが、活動自粛を要請することは公選法違反(選挙妨害)にあたる恐れがあるとして断念。候補者が規制区域に進入してきた場合は、混雑状況を書いたビラとプラカードを見せ、協力を求めることしか対策らしい対策を講じることができなかった。

 丸川氏のパフォーマンスは、雷門近くの神谷バー前に移動して午前0時ぎりぎりまで続いた。歩行者が握手をしたり、写真を撮影したり、歩道は人であふれて騒然とした。実行委員会の藤田悟事務長は「ちょっとしたことで、お客さまが転んで将棋倒しになることを考えたら本当に怖い。こちらからやめてくださいともいえない。これで票が伸びるんでしょうか」とため息をついた。

 丸川氏陣営の平沢勝栄選対本部長は「午前0時まで活動するなら、花火で人出の多い浅草。ここを狙いますよ」と満足げに最終日を総括した。丸川氏は「全力を尽くしました。恥ずかしい思いはしたけど」と選挙権がないことも露呈した17日間の選挙戦を振り返った。ただ、ラムネを露天で売る老夫婦は「こんな日にここでやんなくてもねぇ」と迷惑げだった。

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