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小沢・民主党代表 与野党逆転、最後の好機

2007年07月06日

 ――小沢さんはかねて「参院選に政治生命のすべてを賭ける」と述べています。改めて決意を聞かせてください。

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 与野党逆転の最大のチャンスであり、最後のチャンスだ。この選挙で逆転を果たさない限り、日本の民主主義の確立、国民生活を顧みない小泉政権以来の安倍政権の政治を変える機会はない。

 ――「年金信任選挙」と位置づけていますね。

 でたらめな政治の象徴として、年金記録問題が民主党の追及で浮き彫りになった。でたらめな状況は去年からわかっていたのに、隠し通せると思ったのだろう。(安倍首相に)国民生活への配慮が希薄なことが大きな問題だ。地域間格差、個人の所得格差、企業の格差、業種間の格差に歯止めをかけ、是正する。国民生活に関連したことをやっていきたい。

 久間前防衛相の発言や閣僚らの核武装論議など、すべて国家主義的、権力主義的な発想で政治が運営されている。批判の高まりで慌てて泥縄式で対応する姿勢に、信を置くことはできない。

 ――与党は民主党の政策を「財源が35兆円必要で、バラマキだ」と批判しています。

 15兆円以上の新規の財源は必要だ。補助金廃止と一括交付により中央3兆円強、地方関連3兆円強の計6兆円強。特殊法人や独立行政法人の原則廃止・民営化で最低4兆円程度。さらに公務員全体の給与の削減、省庁の調達コスト削減で1兆円以上が確保できる。

 ――参院選の勝敗ラインはどこでしょうか。下回った場合は、どう責任を取りますか。

 (野党で)過半数を取れずに(代表を)やっていても意味がない。これで負けたら、勝つ機会はない。今回それが実現できなければ、代表をしている意味はない。そういう覚悟でやっている。

 ――この参院選は政権選択選挙でしょうか。

 その意味合いを持っている。野党が過半数とれば自民党の思い通りにならない。基本の考え方が違うので(多くの法案には)賛成できず、政権運営ができなくなる。首相が辞める辞めないという問題ではなく、自民党がどうやって政権運営していくのか、という問題になる。常識的には安倍さんでいいのか、という問題になるだろう。

 ――参院選、解散・総選挙で勝ったら、首相という重責を担う覚悟はありますか。

 国民が選べばしょうがない。嫌だとなれば(選挙に)勝って(代表を)辞める以外にないが、そういうわけにもいかないだろう。天命に従う。

 ――首相は「私と小沢さん、どちらが首相にふさわしいか」と言って、党首力勝負に持ち込もうとしています。

 僕はパフォーマンスが下手で嫌いだ。政治家の資質としては欠けているところだ。それは反省しているが、自分なりにやる以外にない。

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