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太田・公明党代表 問われる実現力・解決力

2007年07月07日

 ――安倍内閣の支持率が低下しています。

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 安倍首相は360度にわたる政策を、正攻法で愚直に実現させてきた。しかし、「政治とカネ」をめぐる問題や大臣の失言、年金記録問題などが表に出るので、実績が隠れてきた。「安倍さんはかわいそうだ。よくやっているのにね」という声も聞く。

 ――与党で半数を割った場合、首相は退陣すべきでしょうか。

 風向きは決してよくないが、風は常に変わる。これからの戦いなので、今から責任論を言うべきではない。走り抜くことのみを考える。

 ――半数割れの場合、今の野党勢力との連携が必要になりませんか。

 参院選後には、社会保障、外交、環境、年金記録の問題も解決に向けて加速度を増す。それに動くのは与党だ。賛同していただけるなら、民主党であろうと国民新党であろうと、政策実現に協力していただくことが大事なことだと思う。

 ――首相の有識者懇談会が、集団的自衛権の行使容認を打ち出しそうです。公明党の主張とぶつかるのではないですか。

 あくまで私的な会議が考え方を答申するということで、受け取った政治がどう判断するかは別問題。首相自身、国会だけでなく私にも「現行の憲法解釈を変えるものではない」「これまでの国会の論議を十分尊重する」と何度も明言している。そこはしっかり歯止めがかかっている。集団的自衛権の行使をなし崩し的に憲法解釈で認めるのはいけない、とクギを刺している。

 ――自民、民主両党の2大政党対決色が強まっています。公明党はどう存在感を示しますか。

 「実現力・解決力選挙」と名付けたい。庶民や中小企業、地域、困っている人の側に立って、政策を実現していく姿勢を訴えたい。各論、具体論、現実論……。結果を出す政治が私たちの特徴だ。公約の冒頭に「命のマニフェスト」を掲げた。ドクターヘリの全県配備、産科・小児科医などの医師不足対策、がん対策に取り組む。

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