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候補者「聴衆の反応いい」 防災対策を強調

2007年07月17日

 新潟県中越沖地震を受け、参院選の候補者の中に、防災の重要性を訴える人が出てきた。「聴衆の反応がいい」と手応えを感じ、年金や政治と金の問題よりも力を入れる候補者もいる。

 「九州から本州にかけては台風被害、そして新潟県、長野県ではまた大変な地震の被害が出ました」

 17日午前、北海道稚内市。北海道選挙区で3選を目指す小川勝也氏(民主)は、街頭演説をこう切り出し、年金問題など従来の主張に移った。

 東京選挙区の山口那津男氏(公明)は、中越沖地震が発生した直後の16日午前11時半の演説から内容を大きく変え、「ドクターヘリなら道路が寸断されても救出できる。学校は災害時の避難地になるからこそ耐震化を訴えた」と強調した。山口氏は「平時より反響が大きかった」と震災対策への関心の高さを感じていた。17日も同様の演説をしたという。

 「与野党を超えて万全の対応がされなければならない」。東京選挙区の鈴木寛氏(民主)も16日夜、JR池袋駅西口の街頭演説でこう訴えた。これまで力を入れてきた年金問題を封印。地震対策の充実を約20分間の演説で訴え続けた。公立学校の耐震化促進にふれ、「民主党は命を第一に考えていく」と支持を呼びかけた。

 保坂三蔵氏(自民)も16日午後、JR八王子駅前の街頭演説で中越沖地震に触れ、「災害に強い街をつくらなきゃいけない」と声を張り上げた。

 新潟選挙区や、新潟県を地盤とする比例区の候補者は、17日に予定していた街頭演説をキャンセル。被災地の視察や避難所の激励に回った。おにぎりや水を届ける候補者や募金を呼びかける予定の候補者がいる一方で、「総務省から『公選法に抵触するおそれがある』と指摘された」と物資の提供を見合わせた候補者もいた。

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