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団塊の世代、第二の人生を地域へ還元 統一地方選後半戦

2007年04月22日01時08分

 22日に後半戦の投開票(一部翌日開票)を迎える統一地方選挙は、折しも団塊の世代の第1陣が還暦を迎えつつある中で行われた。余生を楽しむ前に、会社生活などで培ったものを地域に還元しようではないかと、政治家をめざした人も目立った。

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独り歩く 支持を訴えながら奈良県内の住宅街を歩く市議選候補(60)。電機メーカーの嘱託社員で、有給休暇を使い、選挙活動している。ワイヤレスマイクを使い、後ろからついてくる選挙カーのスピーカーから声を流して、高齢者や自分と同世代が多く住む地域を歩いた 

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家族が力 福岡県内の市議選に立った元金融会社員の父(56)を支えるのは家族。妻と娘が100円ショップで買ったメガホンに選挙運動用拡声機表示板をつけた。別の市に住む長男もポスター張りなどを手伝った 

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新顔苦戦 北海道内の市議選に立候補した元消防士の新顔候補(58)。合併後初の選挙だが、特例で、旧村の選挙区で現職3人と定数1を争う。地縁・血縁で票を固める旧来型選挙の地域。東京の大学に進み、Uターン就職して30年になるが「今でも疎外感を感じる」という。事務所の隣に住む老夫婦は、選挙運動を手伝う予定だったが、夫が病に倒れた。苦戦する候補者に「手伝えなくて申し訳ない」と涙をこぼした

 団塊の世代の中心は、第2次大戦直後の1947年から49年のベビーブームで生まれた人たち。約680万人いるとされ、日本の全有権者数の約6.5%を占める。

 この世代や前後の世代に「選挙に出よう」と呼びかけてきたのが、超党派の市民団体「団塊世代を地方議会に送るネットワーク(団塊ネット)」。「我々は戦後日本の目撃者で、どうすれば世の中が良くなるか知っている世代。このまま棺おけの中に黙って持っていくのはもったいない」と共同代表の前田和男さん(60)は言う。

 昨年11月に発足、公募した人たちに選挙術の助言やのぼり旗を貸すなどの支援をしてきた。統一地方選の前半戦(都道府県と指定市の首長・議員選)ではネットの推薦を受け16人が立ったが、当選したのは堺市議1人だけ。後半戦は全国で22人を推薦しているという。

 前半戦と15日告示の一般市、東京特別区の首長・議員選までを集計したところ、この世代とほぼ重なる57〜59歳の人(投票日現在)で新たに立候補したのは701人。候補者総数1万6544人の約4.2%だ。現・元職を合わせた団塊候補者は2768人、約16.7%で、地方政治を志す人の一大勢力であることがわかる。

 前半戦での団塊の当選者は知事がゼロ、道府県議406人、指定市長2人、指定市議150人で計558人。このうち初当選の新顔は82人だった。


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