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東洋町長選、核処分場調査反対派の沢山氏が初当選

2007年04月22日21時53分

 高知県東洋町の出直し町長選は、反対派で前高知県室戸市議の沢山保太郎(さわやま・やすたろう)氏(63)が、前町長の田嶋裕起(たしま・やすおき)氏(64)を大差で破って初当選した。沢山氏は、前町長が応募した原子力発電環境整備機構(原環機構)による立地調査について「23日中に原環機構に応募の撤回を伝える」と表明。立地調査は白紙に戻ることが確実になった。

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東洋町長選で前職を破って当選、支持者から花束を受け取る沢山保太郎氏=22日午後9時24分、高知県東洋町野根で

 当日有権者数は2934人、投票率は89.26%。得票は、沢山氏1821票、田嶋氏761票。

 今回の町長選は、原環機構による処分場の立地調査の受け入れの是非を争点とする、実質的な住民投票となった。

 当選を決めた沢山氏は「選挙結果を政府は重く受け止め、原子力政策が大きく破綻(はたん)していることを認めてもらいたい」と述べた。町の財政難を背景に立地調査に応募した田嶋氏は「調査に伴う交付金を町づくりに生かす」と訴えたが、町中に調査反対の流れが広がり、完敗した。

 沢山氏が勝った背景には、田嶋氏の「独断専行」に対する反発が大きい。田嶋氏が昨年3月、秘密裏に同機構の立地調査に応募したことが今年1月に発覚。町議会の過半数が反対し、町民らの反対署名も人口の約6割に達した。橋本大二郎高知県知事や周辺自治体も反対する「四面楚歌(しめんそか)」に陥りながら、田嶋氏は再度応募を強行した。

 今月5日に田嶋氏が選挙で民意を問うとして辞職すると、反対派の住民らの間に「反核」を掲げる沢山氏を支持する動きが草の根で広がった。


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