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浅野氏に批判で応戦 石原知事ら「県債増」を強調

2007年03月08日00時24分

 東京都知事選への出馬を表明した前宮城県知事の浅野史郎氏(59)の「知事手腕」に、石原慎太郎氏(74)らが批判を強めている。浅野氏は3期12年の県知事時代、情報公開などを進めて「改革派知事」と脚光を浴びたが、その間、自治体の借金にあたる県債残高は倍増した。対戦相手らの動向には、浅野氏の「負の側面」をあぶり出したいとの思いがにじむ。

 「2倍になったという数字は事実です」

 6日の出馬会見。浅野氏は記者から県債について問われ、即答した。

 「その要因は、当時の国策だった景気対策の中で、『各自治体も協力せよ』ということで公共事業をやった。ただ、道路や橋や建物という未来に対する投資で、税金が雲散したわけじゃない。私の失政なんでしょうか」

 宮城県によると、県債の残高は、浅野氏が知事に就任した93年度に7105億円だったのが、退任直後の05年度末に1兆3653億円になった。

 石原氏は2日の記者会見で「だいぶ借金が増えてるみたいですね」と指摘。6日には「財政のマネジメントって知事の力量じゃないですか」と皮肉った。元足立区長の吉田万三氏(59)も街頭演説などで「浅野さんは船がほとんど入ってこない港を造ったりしたから借金が膨らんだ」と批判。建築家の黒川紀章氏(72)は「第三セクターや外郭団体が抱える『隠れ借金』は、浅野さんも公開していない。改革派知事といっても、やったことはパフォーマンスにすぎない」と指摘する。

 都によると、この時期に都道府県債が増えたのは全国的な傾向だが、都債は石原知事就任後の99年以降は減っている。

 浅野氏は官官接待の原則禁止や入札改革、情報公開を手がけた。自治体の情報公開度を点数化する全国市民オンブズマン連絡会議によると、東京都は閲覧に手数料がかかるため06年まで9年連続で「失格」。宮城県は過去10年で1位が7回。ただ、仙台市民オンブズマンの庫山恒輔・前事務局長は「入札改革という劇薬には副作用がある。仕事が減った建設業界に対処法を示せなかった彼は名医ではない」と話す。

 県警の捜査報償費の使途を巡り、浅野氏はかつて「使途が不明朗」と予算執行を停止した。石原氏は「警察にはものすごくヒステリックだよ、あの人」と評したが、浅野氏は「不明朗なものは知事として執行できない」と、姿勢は変えない。

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