現在位置:
  1. 2009総選挙
  2. 地方ニュース
  3. 愛媛
  4. 記事

自・公、募る危機感 民・社・共、攻勢へ意気

2009年7月14日

印刷印刷用画面を開く

 21日にも衆院を解散し、8月30日投開票へ――。民主党が圧勝した東京都議選の余波が広がる中、13日、次期衆院選の日程が固まった。総選挙に向けて、県選出の自民現職の衆院議員や公明党幹部らは「態勢を早く立て直したい」と危機感を募らせる一方で、民主、社民、共産の各党幹部は「都議選の結果を追い風にしたい」と意気込んだ。(井潟克弘、林哲史、高岡佐也子)

 都議選の結果は、次期総選挙へ立候補を予定している県選出の自民現職の衆院議員にも衝撃を与えた。

 村上誠一郎氏(愛媛2区)は「都議選の結果は国政選挙にも影響するはずだ。時間を稼いで、早く態勢を立て直さなければいけない」と事務所を通じてコメントした。山本公一氏(愛媛4区)は「非常に厳しい結果と受け止めている」とした上で、「自分たちが選んだ総裁なので麻生氏のもとで堂々と選挙を戦いたい」と話した。

 自民党県連幹事長の篠原実県議は、都議選の選挙結果について「予想の範囲内」と述べた上で、総選挙の日程が固まったことについて「これまで通り選挙に向けて準備を進めていくだけだ」と話した。

 公明党県本部代表の笹岡博之県議は「臓器移植法改正案など重要法案を通すことが大事だったため、日程的には良かった。総選挙は都議選から1カ月半後になり、立て直しを図ることが出来るだろう。自民党はゴタゴタが続いており、党内を一本化して総選挙に臨んでほしい」と注文をつけた。

 一方、民主党県連幹事長の横山博幸県議は、総選挙の投開票日が固まったことについて「これで具体的な選挙戦略が立てやすくなる。いつ選挙があるか分からない状況と違い、有権者の選挙意識も高まってくるはず」と歓迎した。民主が躍進した都議選については「総選挙に向けてよい結果が出た」と喜びながらも、「浮動票が多い都会の選挙と保守層が強い地方の国政選挙は事情が異なる。県内では現職の衆院議員を相手に戦う以上、都議選の結果に浮かれず気を引き締めて臨まなければならない」と話した。

 総選挙で民主と選挙協力する社民党県連幹事長の野口仁県議は、「高齢者や障害者ら弱い立場の人に冷たい政治に対する批判票が民主へ流れた。都議選の勝利は、選挙協力する我が党にとっても追い風になる」と語った。

 共産党県委員会の稲垣豊彦委員長は「いつ総選挙があってもよいように準備しており、日程的には問題ない。与党に不満を持ちながら、民主にも政治を任せられないと感じている有権者の支持を広めていく」と話した。

検索フォーム