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〈決 09衆院選〉立候補予定者、動き加速 街頭活動、ミニ集会…

2009年7月29日

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 21日の衆議院解散から1週間が過ぎた。8月30日の投票日に向け、立候補予定の前職らは地元に張りつき、街頭活動やあいさつ回りに余念がない。元職や新顔らもミニ集会を重ねるなど、事実上の選挙戦は加速している。

◆1区

 自民前職の保岡興治氏は21日の解散後、鹿児島に戻ってからは、市議や町内会長らの案内で選挙区内を戸別訪問している。医師会や企業回り、毎朝の辻立ちも行っている。陣営の担当者は「自民に対する風当たりが強い分、周りが危機感を持って候補者を盛り上げてくれる」と話す。

 民主前職の川内博史氏は、昨秋から続ける「ポスター張り」活動や週末の天文館での辻立ちをこなす。「解散後はずっと鹿児島にいるため、活動量は今までの10倍」と陣営。現在は、天文館などにあまり来ない高齢者にアピールしようと、郊外や山間部の民家なども回っている。

 共産新顔の山口広延氏は解散後、連日午前7時半ごろから1時間、鹿児島市内の交差点に立ち支持を訴える。これまで党の一枚看板として県内全域を回っていたが、今後は1区内での集会にも力を注ぐという。

◆2区

 自民前職の徳田毅氏は各地で事務所開きを済ませた後、奄美群島を回った。25日に沖永良部島で行った時局講演会では「民主の政策では農業も公共事業も守れない。実現すれば大変」と批判。今後も鹿児島市内を中心に「民主との政策の違いをしっかり訴えていく」という。

 民主新顔の打越明司氏は25日夜に奄美市で総決起大会を開き「小泉改革で最も被害を受けたのは離島だ。間違った政治は変えないといけない」と熱弁をふるった。2日まで奄美群島を回る。打越氏は「政権交代に対する期待が相手の地盤でも日に日に高まっている」と手応えを語る。

◆3区

 自民前職の宮路和明氏は、校区ごとに組織された後援会を足場に時局講演会を重ねながら企業、団体回りなどを行い、党の景気対策や農林水産業の振興策などを強調。陣営では「民主党は政策の財源をどうするのか。外交は、防衛は。やはりしっかりとした自公政権でないと」と話す。

 国民新元職の松下忠洋氏は、総決起大会や語る会などを開きながら企業や団体などにも顔を出す。「郵政民営化で疲弊した地方を復活、再生させるために政権交代を」と呼びかけている。陣営は「有権者の間でも、このままの政治ではいけないという声が高まってきている」と話す。

◆4区

 自民前職の小里泰弘氏は、解散後は地元各地で朝立ちを重ね、イベント参加にも精を出す。30日は東京で政治資金パーティー。「京セラの稲盛和夫名誉会長にも発起人になって頂いています」と陣営。政権交代論者だが地元に影響力が大きい稲盛氏の名も挙げて、PRに余念がない。

 その京セラ労組推薦の民主新顔の皆吉稲生氏は毎週、工場前の朝立ちを続ける。23日、稲盛氏が主宰する「盛和塾」の鹿児島市内での会合に出た皆吉氏は「力強い激励を頂いた」と話した。政権交代を訴える街頭演説も目立ってきた。「公示までに選挙区を3回りする」という。

◆5区

 自民前職の森山裕氏は解散の21日夜、地元に戻り、連日朝から夕方まで選挙区内を飛び回っている。陣営は昨年秋から事実上の臨戦態勢に入っていたが、改めて支持者へあいさつ回り。解散直前には種子島や屋久島、口永良部島をめぐり街頭演説やミニ集会などで支持を訴えた。

 民主新顔の網屋信介氏は朝の辻立ちや民家や事業所のあいさつ回りなどに黙々と取り組む。23日には、解散が延びて一度たたんだ後援会事務所を鹿屋市内の別の場所に再開。事務所開きには女性支援者ら約80人が集まった。本番に向け態勢を着々と整えている。

    ◇

 1区に川田純一氏、2区に神村ミフ子氏、3区に寺迫好美氏、4区に樋口信博氏、5区に高田浩明氏のいずれも新顔を擁立する予定の幸福実現党は、鹿児島市中心部など各区の人通りが多い場所での街頭活動に力を注ぐ。党県本部代表の川田氏は「知名度はあがってきた。これから消費税廃止などの政策を浸透させたい」と話す。

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