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〈選択 09香川〉「真夏の天王山」始動 3選挙区に12氏が立つ

2009年8月19日

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 与野党が「政権」を巡って激突する衆院選が18日公示され、県内の3小選挙区に前職、新顔あわせて計12人が立候補した。自民党が公明党の支援を得ながら小選挙区の3議席を維持するのか、野党側が奪うのか、12日間の選挙戦の行方が注目される。各候補者は事務所前などで「第一声」を張り上げた後、さっそく選挙区内を選挙カーで走るなどし、有権者に支持を訴えた。30日に投票、即日開票される。

◇1区 主な候補者の主張

 民主前職の小川淳也氏は高松市番町4丁目の県庁前で出陣式を行った。集まった支持者らを前に「私たち日本国民が抱えている不安や不満、憤りは、すべて政治の貧しさから来ている。この政治の遅れを取り戻すには、みなさまのご自身の手で、この総選挙で決着をつけていただくしかない。8月30日を国の夜明けを一緒に迎える歴史的な日にさせていただきたい」と力強く訴えた。

 共産新顔の河村整氏は高松市藤塚町3丁目のJR栗林駅前で出陣式を行った。支持者らを前に「どこに行っても暮らしが大変、営業が大変という不安の声ばかり。暮らしを不安に追いやった自公政権に審判を下す選挙だ。国民の暮らしと権利が守られるルールある経済社会を目指す。建設的野党として、新しい日本の1ページを切り開く力として頑張って参りたい」と熱っぽく訴えた。

 自民前職の平井卓也氏は高松市福岡町3丁目の駐車場で出陣式を開いた。式では始めに、7月に亡くなった父親で元労相の卓志氏に対し、支持者らで黙祷(もくとう)をささげた。その後、「四国の玄関口の香川1区が元気になってこそ、四国全体が元気になる。政治はギャンブルではない。不安や不満をあおるのは邪道だ。『論より実行』の議員でなければ1区は務まらない」と力強く語った。

 幸福実現新顔の白石久美子氏は高松市通町の商店街入り口で演説し「景気回復のために消費税を廃止する。政策を見て頂きたい」と述べた。

◇2区 主な候補者の主張

 自民前職の木村義雄氏は、坂出市久米町1丁目の事務所近くの駐車場で支持者らを前に第一声を発した。「景気回復を実感してもらえる取り組みをまず全力でやる。必ず成し遂げなければならない(産業振興などの)重い課題と大きな責任を背負っていることを自覚し、努力していく」と力強く訴えたうえで、「逆風だからと言って、ひるんでいるわけにはいかない」と繰り返した。

 民主新顔の玉木雄一郎氏はさぬき市寒川町の事務所で出陣式を行い、支持者らを前に、「(前回衆院選で落選してから)この4年、多くの方に励まされてきた。香川の政治が変わらないでいられるはずがない。弱いものの立場に立つ政治家になる。いただいた思いを国政に届けるため、決して負けられない。保守という岩盤を砕くために力を貸してください」と熱っぽく訴えた。

 幸福実現新顔の土居美佐子氏は綾川町の商業施設前で演説し「憲法9条を改正して自分たちの国を自分たちで守る国防にする」と語った。

◇3区 主な候補者の主張

 無所属新顔の真鍋健氏は、善通寺市文京町4丁目の香川県護国神社で出陣式を開き、支持者らを前に「雇用や年金など、あらゆる世代が将来に不安を感じている。その一つ一つを政治の力で解消しなければならない。新しい考えで新しい社会を作り、新しい政治でこの国の政治を変えていくという、強い気持ちを持たなければならない」と力強く訴えた。

 自民前職の大野功統氏は観音寺市八幡町1丁目の琴弾八幡宮で出陣式に臨み、支持者らを前に「少子高齢化など様々な課題を抱えているのに、政権交代と言っている場合ではない。希望を持てるふるさとをつくるのに東京や官僚の目線ではだめだ。地方独自の特色を出せるよう発想をチェンジさせるのが政治の役割。いま一度働かせていただきたい」と強調した。

 幸福実現新顔の妹尾真由美氏は丸亀市新浜町1丁目の商業施設前で演説し「減税をして消費を刺激し、生活を豊かにする」と訴えた。

 社民新顔の米田晴彦氏は丸亀市山北町の事務所で出陣式をし、支持者らを前に「これまで多くの方から政治に対する恨み、つらみを聞かされた。その声に対し、民主、社民、国民新党で党派を超えて政権交代の受け皿を作ってきた。みなさんと一緒になって、思いを爆発させ、この国を変える力になることを信じて戦い抜く」と力強く決意を述べた。

 共産新顔の近石美智子氏は丸亀市大手町の市民ひろば前で第一声をあげた。集まった支持者らを前に「後期高齢者医療制度では保険料が高すぎる。学費も世界一高く、子ども一人を大学まで卒業させると借金が残る。いずれもヨーロッパではあり得ないことばかりだ。共産党は政権交代後も、消費税増税に反対して野党としての役割を果たす」と訴えた。

<選挙区略歴の見方>

 届け出順。氏名は原則として日常使用名。年齢は投票日現在の満年齢。カッコ内数字は当選回数。[比]は比例区重複候補者。〈 〉内政党は推薦・支持。略歴の〈元〉以下は過去の経歴。▽は出身校、住所の順

◆1区 候補者数4

 小川淳也(おがわ・じゅんや)38 民前(1)[比]〈社〉〈国〉

 党県代表・党常任幹事〈元〉党国対副委員長・総務省職員・春日井市企画調整部長・金融庁職員・自治体国際化協会職員▽東大法学部▽高松市円座町

 河村整(かわむら・ただし)50 共新

 党県委員・党県東部地区副委員長〈元〉党県東中部地区委員長・日本民主青年同盟県委員長・県生協労組書記長・県生協職員▽鳥取大農学部▽高松市神在川窪町

 平井卓也(ひらい・たくや)51 自前(3)[比]〈公〉

 党政調副会長・丸亀平井美術館長〈元〉国土交通副大臣・四国新聞社取締役・西日本放送社長・電通社員▽上智大外国語学部▽高松市錦町2丁目

 白石久美子(しらいし・くみこ)47 諸新

 幸福の科学高松支部長・幸福実現党県代表〈元〉証券会社員▽大阪市住吉商高▽高松市太田上町

◆2区 候補者数3

 木村義雄(きむら・よしお)61 自前(7)[比]〈公〉

 党障害者福祉委員長・党財務委員長〈元〉厚生労働副大臣・衆院厚生委員長・厚生政務次官・県議・衆院議員秘書▽中大商学部▽さぬき市津田町津田

 玉木雄一郎(たまき・ゆういちろう)40 民新[比]〈社〉〈国〉

 党県副代表〈元〉財務省職員・内閣府秘書専門官・大阪国税局総務課長・外務省職員▽東大法学部▽さぬき市寒川町神前

 土居美佐子(どい・みさこ)50 諸新

 幸福の科学高松東支部長・幸福実現党県副代表〈元〉うどん製造販売会社員・小学校教諭▽日本女子体大体育学部▽高松市香川町川東上

◆3区 候補者数5

 真鍋健(まなべ・たけし)46 無新

 〈元〉中学校PTA副会長・参院議員秘書・環境庁長官秘書官・NHK記者▽中大経済学部▽観音寺市柞田町

 大野功統(おおの・よしのり)73 自前(7)〈公〉

 党金融調査会長・党県会長〈元〉防衛庁長官・党年金制度調査会長・文部科学副大臣・大蔵政務次官・大蔵省国際機構課長▽東大法学部▽観音寺市豊浜町和田浜

 妹尾真由美(せのお・まゆみ)49 諸新

 幸福の科学丸亀支部長・幸福実現党県副代表〈元〉研修企画会社役員・香川大医学部付属病院看護師▽善通寺病院付属看護学校▽宇多津町

 米田晴彦(まいだ・はるひこ)50 社新[比]〈民〉

 自治労県副委員長・党県副代表〈元〉県平和労組会議事務局長・旧丸亀市職員・市職員組合副委員長▽広島大法学部▽多度津町山階

 近石美智子(ちかいし・みちこ)61 共新[比]

 党県委員・新日本婦人の会県委員〈元〉高校教諭・香川高教組婦人部役員▽お茶の水女子大文教育学部▽丸亀市土器町東7丁目

■小選挙区の党派別候補者数

 (区数3)

     計  前  元  新 重複

自民   3  3  0  0  2

民主   2  1  0  1  2

公明   0  0  0  0  0

共産   2  0  0  2  1

社民   1  0  0  1  1

国民   0  0  0  0  0

みんな  0  0  0  0  0

改革   0  0  0  0  0

大地   0  0  0  0  0

日本   0  0  0  0  0

諸派   3  0  0  3  0

無所属  1  0  0  1  0

………………………………………………

合計  12  4  0  8  6

 (諸派は幸福実現党)

■香川県の小選挙区

1区 高松市(旧市域)、小豆島町、土庄町、直島町

2区 高松市(旧高松市以外)、丸亀市(旧丸亀市以外)、坂出市、さぬき市、東かがわ市、三木町、宇多津町、綾川町

3区 丸亀市(旧市域)、善通寺市、観音寺市、三豊市、多度津町、琴平町、まんのう町

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