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有力3候補の横顔 愛媛1区

2009年8月20日

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(届け出順)

◆報道現場で感じた疲弊 永江孝子さん(49)=民新

 南海放送アナウンサーとして地域情報番組を18年担当してきた。番組取材で県内をくまなく歩いて感じたのは、疲弊するふる里、愛媛の姿だ。「シャッターの下りた商店街を見た。『農業では食べていけん』と嘆く農家の声も聞いた。年々、ふる里がしぼんでいくもどかしさを感じた」

 昨年9月、民主の小沢代表(当時)から要請を受けて立候補を決めた。以来、松山市内で1千回を超す街頭演説をした。「今の政治は変えんといかん」という有権者の思いを肌で感じてきたという。

 同市生まれ。松山東高校から神戸大学法学部を卒業。大学時代は落語研究会に所属した。「きっかけはキャンパスで見かけた和服姿の研究会のメンバーたちが、旅の一座みたいで面白かったから」。気付いたら落語に没頭していた。

 信条は「なぜベストを尽くさない?」。総選挙に向けたこの1年近くの自身の活動については「いい線いってるな、と思う」とほほ笑んだ。

◆政権公約に提案を盛る 塩崎恭久さん(58)=自前

 当選した過去4度の選挙と違い、今回は反自民の厳しい逆風が伝えられる。批判の理由について「今の暮らしや生活に強い閉塞(へいそく)感を感じている人が多い。十分な対策をしなかったという不満が寄せられているのではないか」と分析する。選挙活動を通じ、「一人でも多くの有権者に接して意見を聞かせてもらいながら問題解決の道を探っていきたい」と話す。

 政局が流動する中、「マニフェスト(政権公約)なくして解散なし」と訴え、独自マニフェスト案を党執行部へ提出した。党から発表されたマニフェストについては、「我々が主張した『霞が関改革』と『地方分権』が盛り込まれた。95点ぐらいではないか」と評価している。

 一番の気分転換は泳ぐことだ。官房長官時代も時間を見つけてはプールへ通ったという。尊敬する政治家として、麻生首相の祖父である吉田茂の名前を挙げた。「戦後の経済発展と平和の礎をつくった貢献は大きい」

◆震災が契機、政治家志す 田中克彦さん(42)=共新

 国政への挑戦は03、05両年の衆院選と07年の参院選に続き4度目となる。07年末の立候補表明以降、農業団体や福祉団体などと懇談を重ね、「農業を続けられない」「地域医療が崩壊してしまう」といった切実な声を聞いてきた。

 「現在の政治に対する怒りを多くの人が持っている。共産党は野党の立場を貫きながら、新しい政治をつくる役割を果たしたい」と意気込む。衆院解散後は一日に十数回、松山市内の街頭でマイクを握り、後期高齢者医療制度の廃止や消費税増税反対、憲法9条堅持などを訴えてきた。

 運輸省職員として神戸に勤務していた95年、阪神大震災に遭い、国の被災者救済策に疑問を持ったのが政治を意識したきっかけだという。「国民の奉仕者として、声なき声を拾い上げる政治を実現したい」

 妻(32)と長男(4)、長女(1)の4人暮らし。帰宅後、子どもと夕飯を食べ、お風呂に入れるのが気分転換になっている。

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