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有力3候補の横顔 愛媛4区

2009年8月23日

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(届け出順)

◆ふる里への愛着人一倍 山本公一さん(61)=自前

 「自民党への不満が渦巻き、一度代えてみたらええという声があるが、そんな時間的な余裕は、国にも南予にもない」と、強い口調で民主党への政権交代を一蹴(いっしゅう)した。

 父親が衆院議員と宇和島市長を務めた二世議員。県議から衆院議員へ活動の場を移し、6期目を目指す。

 党水産総合調査会長や衆院国土交通委員会理事、環境政務次官などを務め、道路や水産、環境分野の政策通で知られる。最近はふる里の情報通信基盤整備に力を注ぎ、過疎地でもインターネットの世界が幕を開けた。高速道路もようやく宇和島へ延びてきた。

 「かつて予讃線が宇和島で途切れたように政権が変われば、高速道路の『8の字ルート』もまた、途切れるかも知れない」と危機感を募らせるのも、ふる里への愛着からだ。

 趣味は歴史小説を読むこととゴルフだが、ゴルフは1年以上プレーしていない。「子や孫が宇和島で生活している。引退したらふる里で暮らしたいねえ」

◆官僚の経歴を即戦力に 桜内文城さん(43)=無新

 2年前、財務省を辞めて生まれ故郷の宇和島に戻ってきた。「南予を変える即戦力の政治家を目指したい」と、退路を断っての挑戦。南予の隅々まで訪ね歩き、人々の生活の苦しさ、現状の厳しさを肌で知った。

 東大法学部を卒業後、財務省に勤務し、国の財政や会計制度の改革を手がけた。「霞が関を知るこの男は役立つ」と、政治学者の福岡政行氏や橋本大二郎・元高知県知事らが応援演説で売り込む。最低医療保障法案や、上場企業並みの財務情報開示を政党に義務付ける法案など議員立法3法案を早くも考えている。

 高校教師の家庭に生まれ、高校まで宇和島市で過ごした。衆院議長を務めた島根県出身の故桜内義雄氏は義祖父(妻・友子さんの祖父)にあたる。

 東京電力に勤める友子さんは今、夏休みで2人の子どもとともに宇和島で過ごす。

 演説の決めゼリフは、「桜内は南予の大地に根を張る桜になる」。

◆政権交代で南予再生を 高橋英行さん(37)=民新

 祖父は元衆院議員の故英吉氏、父は前八幡浜市長の英吾氏。東京の拓殖大を卒業後、迷わずふる里にUターンし、大洲市の綿製品製造会社に就職した。政治家の家に育ったため、いずれはその道に挑戦したい思いはあったといい、07年12月に出馬を表明した。

 「南予は疲弊し、基幹産業の農林漁業でも食べていけなくなった。いつまでも安心して暮らせる南予に再生させたい。そのためには政権交代で政治を変えるしかない」

 1日30カ所を超す街頭演説を続け、事務所前での毎朝の辻立ちで繰り返し訴えてきた。多くの人の話を聞き、住民の声が国政に届いていない現実を改めて感じたという。「今の官僚政治では、地方も日本もだめになる。政治を我々国民の手に取り戻したい」

 大学は工学部。理系のため物事を論理的に考える性格という。健康法は「お笑い番組を見ること」。会社員の柔和な顔に精悍(せいかん)さが加わった、ともっぱらの評判だ。

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